先週の米国女子ツアー「ウォルマートNWアーカンソー選手権」は、プレーオフのすえ19歳のルーキー、アタヤ・ティティクル(タイ)が優勝。今年3月の「JTBCクラシック」に続く、米ツアー通算2勝目で、ツアーの年間ポイントレース(CMEグローブポイントランキング)で4位に浮上した。


これに加えティティクルは、『ルーキー・オブ・ザ・イヤー』すなわち新人賞のレースで1299ptとし1位をキープ。2位のチェ・ヘジン(韓国)は同大会の12位タイで1161ptに伸ばしたが、その差は138ptに広がっている。“ティティクル有利”の状況で、シーズン終盤戦に入っていく。

ランキング決定方法のおさらいをすると、通常のトーナメントでは優勝者に150ptが付与。以下、2位に80pt、3位に75ptと順位ごとにポイントが割り振られていき、41位以下は5ptで固定、予選落ちはポイントを獲得できない。さらにメジャー大会では2倍となる。

これを踏まえ見てみると、先に述べた上位2人の差はまだどうなるか分からない状況といえるが、629ptで3位につける古江彩佳、499ptで4位につける渋野日向子にとって戦況はかぎりなく厳しいものになっている。

トップとの差は古江が670ptで、渋野は800pt。今季の残り試合は最終戦を含め6試合で、理論上すべて優勝すれば900ptを上積みすることができるが、さすがにこれは現実離れした話といえる。ティティクル、ヘジンもさらにポイントを上積みすると考えると、実質的に“一騎打ち”の様相を呈している。

USLPGAの担当者も「たしかにティティクルの優勝で差はついたけど、まだ“当確”とはいえない。決まったら、アナウンスする」とレースの行方を見守るが、現状は上記した通り。CMEランキングでもへジンは6位、古江は16位、渋野は30位と上位につけており、昨年のツアー出場権をかけた予選会(Qシリーズ)通過者の“豊作ぶり”も伝わってくる。ハイレベルな新人賞レースになっている。

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