2022年のPIP(プレーヤー・インパクト・プログラム)が決定。2年連続でタイガー・ウッズ(米国)が1位に選出され、1500万ドル(約21億2千万円)のボーナスを獲得した。11月上旬、ローリー・マキロイ(北アイルランド)がAP通信社のインタビューで「タイガーに迫ったが届かなかった」と語り、自身は2位だったことを明かしていた。


2年連続1位に選出されたタイガーは、昨年2月の自動車事故で右脚を負傷したが4月のマスターズ・トーナメントで、20年11月のマスターズ以来1年5カ月ぶりのツアー競技に復帰。見事に予選通過を果たし47位で終えた。

その後は5月にメジャー2戦目の全米プロゴルフ選手権に参戦したが、第3ラウンドを終えて足の痛みから棄権。7月にはセントアンドリュース・オールドコースで開催された第150回全英オープンに出場したが予選落ち。今季は計9ラウンドのプレーだった。

【PIPに選出された20人】
1位:タイガー・ウッズ 1500万ドル
2位:ローリー・マキロイ 1200万ドル
3位:ジョーダン・スピース(米国)900万ドル
4位:ジャスティン・トーマス(米国)750万ドル
5位:ジョン・ラーム(スペイン)600万ドル
6位:スコッティ・シェフラー(米国)550万ドル
7位:ザンダー・シャウフェレ(米国)500万ドル
8位:マシュー・フィッツパトリック(イングランド)500万ドル
9位:ウィル・ザラトリス(米国)500万ドル
10位:トニー・フィナウ(米国)500万ドル
11位:コリン・モリカワ(米国)300万ドル
12位:シェーン・ローリー(アイルランド)300万ドル
13位:ケビン・キズナー(米国)300万ドル
14位:マックス・ホーマ(米国)300万ドル
15位:ビリー・ホーシェル(米国)300万ドル
16位:リッキー・ファウラー(米国)200万ドル
17位:アダム・スコット(オーストラリア)200万ドル
18位:ジェイソン・デイ(オーストラリア)200万ドル
19位:パトリック・キャントレー(米国)200万ドル
20位:ビクトル・ホブラン(ノルウェー)200万ドル

1年目は10人、2年目は20人が選出されたPIPだが、選出条件を満たしていたため、3選手が追加され、松山英樹、キャメロン・ヤング(米国)、サム・バーンズ(米国)が200万ドル(約2億8千万円)を獲得した。

PIPはグーグルサーチ、テレビなどで露出されるQレーティング、ニールセン視聴率、ソーシャルメディアでの露出で計算されるが、22年は初年度から比重が変わり、ソーシャルメディアよりもTV、メディアの露出が大きく加算されることになった。

21年にボーナスを獲得した10人中、フィル・ミケルソン、ダスティン・ジョンソン、ブルックス・ケプカ、ブライソン・デシャンボー、ババ・ワトソン(いずれも米国)の5人はLIVゴルフへの参戦によりPIPの資格は失った。

このボーナスは1月、「セントリー・トーナメント・オブ・チャンピオンズ」で25%を受け取り、75%はPIPのイベントに参加するなど3つの条件を満たしたときに支払われる。(文・武川玲子=米国在住)

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