国内女子ツアー最終戦は史上最年少の“女王”が記録づくめの快挙達成。国内男子ツアーではシード争いが決着を迎えた。先週のツアーをおさらい。


■国内女子「JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」(24〜27日、宮崎県・宮崎カントリークラブ、賞金総額1億2000万円)

トータル15アンダーで山下美夢有と勝みなみが並び、シーズン最終戦の勝負の行方はプレーオフへ。難関18番で行われた延長戦で、1ホール目でバーディを奪った山下が今季5勝目(通算6勝目)、メジャー2勝目を飾った。

今季出場33試合での平均ストロークは『69.9714』。2019年の申ジエ(69.9399、韓国)以来史上2人目、日本勢としては初の60台到達を果たした。年間獲得賞金額は2億3502万967円で、15年のイ・ボミ(2億3049万7057円、韓国)を超えるツアー史上最高額を記録した。

トータル13アンダー・3位に菊地絵理香、トータル11アンダー・4位タイには西村優菜、吉田優利、渡邉彩香、イ・ミニョン(韓国)が入った。渋野日向子はトータル7アンダー・10位タイで4日間を終えた。

今季もこれで全試合が終了。来季日程は近々発表される。

■国内男子「カシオワールドオープン」(24〜27日、高知県・Kochi黒潮カントリークラブ、賞金総額2億円)

昨季賞金王のチャン・キム(米国)は最終日に10バーディ・ボギーなしの「62」で回り、72ホールのツアー最多アンダーパー記録となるトータル32アンダー(256)をマーク。ツアー新記録で今季初優勝、ツアー通算8勝目を完全Vで飾った。

トータル26アンダー・2位に岩崎亜久竜。トータル24アンダー・3位に池田勇太、トータル23アンダー・4位にパク・サンヒョン(韓国)が入った。

賞金ランキング1位で今大会を迎えた比嘉一貴はトータル12アンダー・37位タイでフィニッシュ。1戦を残して、自身初の賞金王戴冠を決めた。また来季シード選手も確定。岩崎、桂川有人、河本力ら12人が初シードを決めた一方で、矢野東、中西直人ら20人が賞金シード喪失となった。

今週は今季優勝者や賞金ランキング上位者のみが出場できるツアー最終戦「ゴルフ日本シリーズJTカップ」が開催。東京よみうりCCに総勢30人が集結し、最後の熱い戦いが繰り広げられる。

■欧州男子「フォーティネット・オーストラリアPGA選手権」(24〜27日、オーストラリア、ロイヤル・クイーンズランドGC、賞金総額200万オーストラリアドル=約1億8700万円)

オーストラリアの最強ゴルファーを決める戦いと欧州ツアー新シーズン開幕戦を兼ね備えた一戦。今年の「全英オープン」覇者であるキャメロン・スミス(オーストラリア)がトータル14アンダーで逃げ切り、大会通算3勝目を飾った。

今月行われた欧州ツアーファイナルQTで7位タイに入りフル出場権を獲得した20歳の久常涼は1イーグル・6バーディ・2ボギーの「65」と猛チャージ。トータル11アンダー・2位タイと優勝には届かなかったが、上々の内容でシーズンを滑り出した。川村昌弘、金谷拓実はともにトータル7アンダー・7位タイに入り、こちらも上位で4日間を終えた。

今週は「ISPSハンダオーストラリアオープン」が開催。久常、川村、金谷に加え、日本勢ではアマチュアの岡田晃平が参戦する。同週には南アフリカで「南アフリカオープン」も行われる。

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