<ヒーローワールドチャレンジ 3日目◇2日◇アルバニー(バハマ)◇7449ヤード・パー72>
 
タイガー・ウッズ(米国)がホストを務める「ヒーローワールドチャレンジ」は、3打差の首位からスタートした世界ランキング1位のスコッティ・シェフラー(米国)が、4バーディ・ボギーなしの「68」をマーク。2位に3打差をつけ、トータル20アンダーで勝利した。
 
シェフラーと言えば、これまでスコッティ・キャメロン製パターの使用者で知られたが、今週から投入したのは『OLSON』とフェースに刻印のあるパター。バックフェースにも『LOGAN OLSON』と刻印された、米国のパターメーカー『ローガン・オルソン』製プロトタイプを使用していきなり勝利した形。
 
現在、アクセス集中でホームページが繋がらない北カリフォルニアのオルソン氏のサイト。インスタグラムでは「ローガン・オルソン、金属工、プログラマー、機械工、そしてあなたの近所のフレンドリーなパターメーカー」と紹介し、これまで手掛けたアート級に美しい、様々なパター画像の数々が確認できる。また、3日前の大会初日にオルソン氏はシェフラーに関して下記のように投稿していた。


「さて、君たちには特別なことが進行中だと言ったはずです。私が初めてスコッティ・シェフラーに会ったのは、9月のあるオフの週、ダラスでした。彼の感覚に対する印象的な意識と繊細さへの注意は、見ていて信じられないほどだった。何度もセッションを重ねて開発し、多くの加工を施し、何かが固まった。今週も彼の幸運を祈っている!」
 
そして、昨日は「スコッティ・シェフラーのパターの背後にあるプロセス。これは特別なものでした」と、パター製作の工程動画を公開。優勝した本日も「素晴らしい一週間を過ごし、ヒーローワールドチャレンジで勝利を収められたことを祝福します。見るのは本当に楽しいものでした。世界No.1であり、それを示し続けています」と祝っていた。
 
オルソン氏が公開したシェフラーのパター画像では、ソールに『SCOTTIE SCHEFFLER』のハンドスタンプがある他、気になる数字も確認できる。それが『343/303』の数字で、シリアルナンバーっぽいが、343g/303ステンレスの略とも読み取れる。また、トップレールのサイトラインはドットでもラインでもなく、広範囲な薄いミルド加工なことも印象的。
 
約1ヶ月前のオルソン氏の投稿では、「この9ヶ月間、私はあるプロジェクトに没頭していた」と、シェフラーとの共同作業を示唆していた。
 
「世界のトップ10ゴルファーの何人かとコラボする素晴らしい特権を得て、彼らのフィードバックと共に私はパターデザインをさらに掘り下げ、彼らのユニークで具体的な好みと想像力に共鳴する作品を作ることに集中することができました。深い学びの経験でした。優れたアスリートたちと一緒に時間を過ごし、彼らのゲームの複雑さを理解し始めたことに身が引き締まる思いです。この6年間が私に与えてくれた知識と経験を大いに活用し、新たなレベルのパフォーマンスと技術的理解を注入した」
 
元々アート級の美しさを手掛けてきたパター職人が、世界一のツアーフィードバックを得て、新たにどんなパターを手掛けるのか。今後のローガン・オルソン氏の新作は、世界中のパターコレクターの注目を集めそうだ。


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