合格率3%といわれるプロテストで昨年トップ合格を果たした清本美波(誉高3年)。QTランキング100位からスタートする今季は、下部のステップ・アップ・ツアーが主戦場となる。身長は153センチと小柄だが、ドライバーの平均飛距離は230ヤードを超える。「地面を蹴って飛ばす」という清本のタオルドリルを教えてもらった。


タオルの先端に結び目を作ったら、その反対側を胸にくっつけてアドレス。タオルが体の前でブラブラした状態で、スイングするのと同じように体を回していく。「左足にしっかり踏み込んで地面を蹴ると、タオルの先端が体の後ろに飛んでいきます」。
 
そのとき、清本が大事にしているのは体をヨコに揺さぶるのではなく、その場でタテに使う動き。「ヨコの動きも悪くはないんですけど、遠くに飛ばしたいならタテの動きで地面の力を使ったほうがいいんです」と話す。つまり、地面反力を使って体の回転速度を上げ、効率的に飛ばしているのだ。



ヨコよりもタテを大事にしている清本だが、体重移動のイメージはちょっと変わっている。一般的には右足に乗ってバックスイング、左足に乗ってインパクトを迎えるが、清本は「バックスイングで右に乗る。次に左に乗りながら回転して、インパクトでは右に戻って、フォロースルーからフィニッシュで左に乗り切る」という。
 
なぜ、インパクトでは右足に体重を戻すのか。「左に乗りっぱなしだと突っ込んじゃうエラーが出る。インパクトでは体とクラブの引っ張り合うパワーを使います」。下ろすときは左足体重でクラブを引っ張り、インパクトでは右足体重でクラブを引っ張りながらヘッドスピードを上げている。父親の宗健さん一緒に、YouTubeや雑誌を見て作り上げた理論で、プロゴルファーとしてのキャリアをスタートさせる。
 
 
■清本美波
きよもと・みなみ/ 2005年生まれ、愛知県出身。23年プロテストでは、2位に5打差の通算17アンダーでトップ合格を果たした。正確なショットとパットに定評あり。特に、90 〜110ヤードのPWに自信を持つ



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