2024年の国内女子ツアーが2月29日にいよいよ開幕する。若年化が進んでいるツアーにおいて、注目すべきニューヒロインは誰なのか。スタッツをもとにしたレーダーチャートで若手の有望株を紹介する。今回は【佐藤心結・20歳】。





昨季のドライビングディスタンス部門は、2003年度生まれの神谷そら、竹田麗央、櫻井心那がトップ3を独占。飛ばしの“新時代”を予感させた。同い年3人の陰に隠れるかたちにはなったが、今回紹介する佐藤心結もツアーを代表する飛ばし屋のひとりだ。

2021年10月の「スタンレーレディス」では、当時アマチュアながら激しい優勝争いを繰り広げた。プレーオフで渋野日向子に敗れたものの、大会1位の平均飛距離(260ヤード)を叩き出すなど、一躍注目を浴びた。

同年11月のプロテストで一発合格を果たすと、翌年にはメルセデス・ランキング29位で早速シード入り。昨季序盤はアイアンショットの不調から予選落ちが目立ったが、徐々に復調。トップ10入り4回を記録し、ランキング39位でシードを守った。

ストロングポイントである飛距離は健在。ドライビングディスタンスは昨季から5ヤード伸びて、253.92ヤード(10位)を記録した。一方で、パーオン率は68.65%(39位)に低下。パーオンホールでの平均パット数も65位の1.8296回と振るわなかった。このあたりが、バーディ数359個→306個に減少した要因にもなっていそうだ。

トップ10入りは4度にとどまったが、決勝ラウンド平均ストロークは70.74でツアー9位。勝負所での強さは持っているだけに、予選からいかに実力を発揮できるかが24年のカギを握りそうだ。

同い年の櫻井心那、神谷そらは複数回優勝を挙げてツアーの中心選手となったが、佐藤も負けてはいられない。ダイナミックスイングから繰り出すビッグドライブで、ライバルたちを蹴散らしたい。

【2023シーズンの主要スタッツ】
・平均ストローク:71.89(46位)
・パーオン率:68.65%(39位)
・平均パット数:1.82回(65位)
・ドライビングディスタンス:253.92ヤード(10位)
・フェアウェイキープ率:59.69%(68位)
・リカバリー率:62.02%(51位)

■佐藤心結(さとう・みゆ)
2003年7月21日生まれ。神奈川県出身、明秀学園日立高卒。7歳からゴルフを始めた。中学生のときには陸上部にも所属しており、砲丸投げの選手として市の大会で優勝常連だった。2021年11月のプロテストで合格。翌22年から2季連続でシード権を獲得した。身長161cm。ニトリ所属。


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