<アクサレディス宮崎 最終日◇24日◇UMKカントリークラブ(宮崎県)◇6545ヤード・パー72>
 
悪天候による最終ラウンドの中止で、25歳の臼井麗香が悲願のツアー初優勝を果たした。昨季のレギュラーツアーでは出場14試合中12度の予選落ちを喫するなど苦しい2年間を過ごし、今季初戦も主催者推薦での出場だったが、数少ないチャンスをモノにし初優勝という最高の結果を手にした。


2022年2月にキャロウェイとクラブ契約。しかし翌年から契約フリーになったのは臼井からの申し出だった。「調子が悪くなった時に、メーカーさんもすごい面倒を見てくれるのに、結果を出せなくて申し訳なくなった。まずは成績を出してから、またお世話してもらえたらいいなって。まずは成績で恩を返さなきゃいけないと思っていた」。
 
初シードを獲得した20-21年シーズンのオフに「曲がらないよう」スイングを大きく変えたことが、裏目に出た。「20ヤード飛ばなくなった」うえ、逆球が出るように。そのため22年には「やめたいって泣きながら練習ラウンドしてた。毎週毎週」という状態にまで陥っていたことを明かす。そこで今は「小さく強くっていうんですかね、自分の可動域でできる範囲でしっかり振っている」とスイングをコンパクトにし、復調に成功した。
 
今大会の勝利に貢献したクラブについては「アイアンとパター」を挙げる。昨年から使用するヨネックス製アイアンは「抜けがよくて気に入っています」。パーオン率は83%(30/36)で全体3位。「初日は私の中では17パーオン(実際は16回)だった。そのショットも3パットするようなところには乗せてなくて、これが一番スコアにつながったと思う」とチャンスを量産した。
 
また、6〜7年使い続けているというオデッセイのパターについては「短いパットを外さなかったから流れがよかった。センターシャフトで構えやすくて、狙ったところに打ちやすいです。ずっと使っているのでセンターシャフト以外は受け入れられないです」と話す。そして今大会は古巣のキャロウェイにドライバーを調整してもらって、それも結果につながった。
 
「フェアウェイウッドは大会前から使っていましたが、ドライバーは調整ができていなかった。(出場できず)試合会場にも来られなかったので、今週替えるつもりできて木曜に最終調整しました。(ソール部の)重量の前と後ろを調整して、私の好きな前(フェース側)を重くしました。このヘッドは(前のパラダイムより)インパクトの弾き感が好き。ウェッジの58度も今週から。打った時のフィーリングがよくてスピンもかかるので、これだと思って入れました」

信頼を置く14本とともに勝利。これまで支えてくれた人たちへの、“最高の恩返し”になったはずだ。

【臼井麗華の優勝ギア】
1W:キャロウェイ パラダイムAiスモーク◆◆◆(10.5°ディアマナDF 50SR)
3W:キャロウェイ パラダイムAiスモークMAX(15°ディアマナDF 50SR)
5,7W:キャロウェイ パラダイムAiスモークMAX(18,21°ディアマナDF 50S)
5U:スリクソン ZX(25°N.S.PRO Modus3 HYプロトタイプ)
6I〜PW:ヨネックス EZONE CB702フォージド(レクシスカイザi8S)
48°:キャロウェイ JAWS RAWウェッジブラック(N.S.PRO 850GH S)
52°:キャロウェイ JAWS RAWウェッジブラック(N.S.PRO 950GH S)
58°:タイトリスト ボーケイSM10(N.S.PRO 950GH R)
PT:オデッセイ O-WORKS R-LINE CS
BALL:タイトリスト Pro V1x


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