米国女子ツアーは先週の西海岸ロサンゼルス戦から舞台をアリゾナ州に移し、新規大会の「フォード選手権」が現地時間の28日(木)から開催される。フォード選手権が終わると、今度は北上しネバダ州ラスベガスでマッチプレーが行われる。古江彩佳が2年連続で2位に終わっている本大会。今年からフォーマットが変更となり、まずはストローク戦を3日間行い、上位者だけがその後のマッチプレーに進む。


その後は男子の「マスターズ」週ということもあって1週お休み。そして、今季メジャー初戦の「シェブロン選手権」へと進んでいく。

昨年から会場がテキサス州に移動したシェブロン選手権だが、出場枠はどのように決まるのか。歴代優勝者や過去5年間のメジャー大会優勝者といった面々がまず枠を埋めていき、前年までの3年間でツアー優勝を果たした選手や、昨年のポイントランキング上位80人といったカテゴリーで出場者が決する。

そのほか世界ランキング上位40位(3月18日時点)の枠ですでに山下美夢有と岩井明愛が出場権を獲得。最後に今季のポイントランキング上位者(大会前週まで)が残り枠を埋めていくが、ルーキーシーズンの西郷真央はすでにエントリー済み。吉田優利は先週の自身初戦で予選落ちを喫ししため、メジャー初戦に出るためには出場権を有しないマッチプレーを除いた今週の1大会で予選を通過し、ポイントを獲得することが最低条件となる。

畑岡奈紗、古江彩佳、渋野日向子、笹生優花、稲見萌寧、西村優菜、勝みなみはすでに上位カテゴリーのいずれかで出場が決定。米ツアーメンバーのフル参戦となるか。吉田にとってはここが正念場だ。

シェブロン選手権が終われば、ツアーは一度カリフォルニアに戻りロサンゼルス戦。1週空いて、今度は東海岸のニュージャージー州へと大陸を横断する。そこで2試合を消化すると、1週間のオープンウィークを挟み、いよいよ世界一決定戦が隣のペンシルベニア州で開幕する。

「全米女子オープン」は各地区予選会からの出場者が半数近くを占めるため、より出場の枠が狭くなる。過去10年の優勝者枠や他メジャー優勝者などの枠はシェブロンと似ているが、もっとも違う点としては、世界ランキングがより重視されること。“2段階”で選手を決定していく。

まずは4月3日時点の同75位までの選手が出場権を獲得し、そこから漏れても大会直前の5月27日時点で再度チャンスが与えられる。

現在の日本勢の同ランキングを見てみると、有資格者を除けば山下美夢有(23位)、岩井明愛(37位)、西郷真央(43位)、岩井千怜(51位)、鈴木愛(53位)、小祝さくら(55位)、櫻井心那(57位)、西村優菜(73位)、神谷そら(74位)が圏内につける。

畑岡、古江、渋野、笹生、稲見は別枠ですでに決定。吉田は80位、勝は88位と、こちらはもうひと踏ん張りが必要だ。

4月3日時点とはつまり、来週1日に発表されるランキングで第一枠が決まるということ。ボーダーライン上にいる選手にとっては今週の国内ツアー、米ツアーの結果が大きな意味を持つことになる。


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