100がなかなか切れないゴルファーへの情報はたくさんあるが、それでもなかなか思うようにいかないのがゴルフである。宮里藍の専属キャディを経て、現在某ゴルフ場でハウスキャディとして働いている小田美奈さんが教える、100を切るためにまずやるべきこと。
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皆さん、スコアカードってしっかり書いていますか?最近では、乗用カートに設置されたナビに入力できるようになり、手書きのスコアカードを持つお客様が減ってきました。しかし、スコアカードに書かれた18個の数字。その数字から、自分の弱点が見えてくることもあります。

・100が切れない理由

100を切るために…という内容のものは多くあります。OBを出さないようにする。アプローチとパターの練習をする。無理のないコースマネジメントをする。パーを狙わずにダブルボギーでも良しと考える……など、どれも「なるほど」 と頷けるものです。

しかし、例えばですが…飛距離の出る人と出ない人とでは、100を切れない理由というのは全く違うものになりますね。OBは一度もないのに100を切れない場合と、OBがあって100を切れない場合とでは、改善しなければならないことは違ってきますし、飛距離があってOBもないのに100を切れないという場合なども、まったく違った理由になってくると思います。

・スコアカードをつける意味

「100を切るためにはどうしたら良いか」 は、まず 「どうして100が切れないか」 、つまり原因を探ることが100を切るための第一歩。そのためには、自分がどんなゴルフをしたかを思い出して、反省することがとても大切です。

全ホールの全ショットを憶えられるようになれば、自ずと自分がどんなミスをしていたのかわかるのですが、100が切れない頃にそれはなかなか難しいもの。そこで、役に立つのがスコアカードです。スコアだけでなく、パター数やグリーンまわりからのアプローチ数、ペナルティの有無とその時持っていたクラブ、バンカーに入れた回数なども記入しておけば、自分がどんなミスをしたかがわかるようになります。

パター数が多ければ、パターの練習。バンカーの回数が多ければ、バンカーの練習。ショットのミート率を上げる練習はもちろん必要ですが、自分の苦手を知り、それを克服するための練習も大切です。

最近では携帯のアプリで、スコアをつけることができるものも出てきました。残り距離も表示してくれて、自分がどのルートを辿ってグリーンについたかを表示してくれるものもあり、とても便利になりました。自分の苦手を知るために、そういったものを利用するのも良いかもしれません。

■小田美奈/おだみな 元プロキャディ。大学のサークルでゴルフを覚え、トーナメント運営のアルバイトからプロキャディに転身。男子、女子両ツアーで活動し、宮里藍のデビューからアメリカ本格参戦まで専属キャディを務めた。これまでに宮里藍で9勝、今井克宗で2勝の計11勝をサポート。同じプロキャディの小田亨さんと結婚し、現在は二児の母をしながら、近所のゴルフ場でハウスキャディとしてアルバイト中。