■メガバンクなどでは年0.001%だが…
メガバンクなどで、2017年7月現在の普通預金の金利が年0.001%。これは、100万円を普通預金で預けても1年間で10円しか増えないことを意味します。ATMで時間外などに降ろすとかかる手数料の方が高い。これでは何のために預けているかわからず不満といった方も多いのではないでしょうか。

金融緩和が続く限り、こうした金利面では預金は不利となっていますが、そのような中でも努力されている金融機関があります。今時普通預金でも年01%以上の金利がつくケースがあるのです。仮に年0.001%と比較すれば、100倍以上の金利がつくことに。実際の率としてはたいしたことはないわけですが、それでもある程度まとまった資金を普通預金で預けておくならば効果はあります。いったいどのような金融機関が金利の高い普通預金を提供しているのでしょうか。

■何かしらの条件がある
普通預金において金利を高くするためには、どうしても条件を満たす必要があります。とはいえ、そんなにハードルが高いわけではありません。

例えば、イオン銀行では、イオンカードセレクトをお持ちの方であれば普通預金の金利が年0.12%(2017年8月12日以降は年0.1%)適用されます。残念ながら今後金利はやや下がりますが、それでも年0.1%が適用されますので、見逃せません。なお、イオンカードセレクトとは、キャッシュカードとクレジットカード、電子マネーWAONが1枚に凝縮されているカードです。

鹿児島相互信用金庫では、申し込み時点で18歳以上30歳未満の学生(鹿児島県内の大学院・大学・短期大学・専門学校・高等専門学校・専修学校に就学が決定または現に就学している独身の方)であれば、卒業する月の翌月末尾日まで、学生専用普通預金「ハローキャンパス」が利用できます。2017年7月現在の適用金利は、なんと年0.21%。ここまで高い普通預金はないといってもよいのではないでしょうか。鹿児島県在住の学生さんがうらやましい限りです。

西京銀行のさいきょう無通帳総合口座普通預金金利優遇サービス「むーちょ」では、紙の通帳をなくしインターネットバンキングを利用して確認するタイプの口座を開設します。これによりコストカットができるためでしょう。普通預金の金利が2017年7月現在で年0.1%となっています。

こうした金利の高い普通預金は、全国探しても数少ないといえます。条件さえクリアできれば、普段利用する普通預金でも金利を高く設定することは可能です。小遣いを貯めるなど、目的をもってこうした普通預金口座を利用してみてはいかがでしょうか。

伊藤 亮太