■一般的な定期預金より高金利なネット定期に注目
100万円の預け先の筆頭は定期預金。中でも注目なのが一般的な定期預金より高金利な「ネット定期」です。他にマネー初心者向けの預け先として、「個人向け国債」などが選択肢になります。目的や金利動向に応じて、最初の100万円はネット定期、次の100万円は個人向け国債に100万円というように、組み合わせて使うのも手です。

■【ネット定期】有利な金利&ATMの使い勝手のよい銀行をチョイス
ネット専業銀行や一般の銀行のネット支店やダイレクト支店などで取り扱う定期預金です。魅力は一般の定期預金より高い金利。特に預け入れ金額が100万円を超えるとより好金利を享受することができます。

「店舗がないので不安を感じる人も多いようですが、一般の定期預金と同じく元本保証があり、預金保険の保護の対象(金融機関が倒産しても国が1000万円までの元本とその利息を保証)にもなっているので安心です」(藤川さん)

金利は銀行によってかなり差があるので、各行のサイトや金利比較サイトなどでチェックを。

「狙い目はボーナス時期などによく実施されるキャンペーン金利や金利が比較的高い地方銀行のダイレクト支店の定期預金です。こういった定期預金は、特定の期間の金利がアップすることもあります。例えば1年ものに最も高い金利が付いていたら、3年預け入れる予定だったお金でも、とりあえず1年ものに預けるのも手です」

基本的には他行より高金利の銀行のネット定期を選べばいいのですが、「入出金は提携銀行のATMや指定のコンビニのATMで行うので、

(1)それが生活圏にあるのか
(2)ATM利用手数料が無料になる方法はあるのか

という2点もチェックしましょう」

■【個人向け国債】国が元利を保証するので安心
個人向け国債は名前からもわかるとおり個人専用の国債。国が元利を保証するので、安全性はピカイチと言えます。

種類は3年、5年満期で固定金利の「固定3年」「固定5年」と、10年満期で変動金利の「変動10年」の3つ。

「発行後1年は原則として中途換金はできません。それが過ぎればいつでも解約できますが、直近1年分の利子相当額が差し引かれるので、利用を検討するなら5年以上使わないお金にしましょう」(藤川さん)

セオリーとしては、金利がピークを付けたときには固定もの、金利がこれから上昇するときには変動ものが有利になりますが、低金利の今は、変動10の購入がオススメといえそうです。

取材・文/萬真知子 監修/藤川太(ファイナンシャル・プランナー)

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