■不倫を認め、サッサと妻に謝る夫が急増中!?

このところ、不倫問題が明るみに出て本人や家族が謝罪コメントを出すケースをよく見るようになりました。不倫の疑惑が浮上したとき、選択肢のひとつとして「浮気はしていません!」「不倫の事実はありません!」とシラを切りとおす、ということもあるはず。

ですが、アッサリと不倫を認めて謝罪をする夫も少なくないのはなぜでしょうか。

そこで今回は、不倫したことを隠さず、素直に認めてサッサと謝るタイプの夫たちについてなぜ不倫を認めるのか、彼らの本音を探ってみましょう。

■サッサと謝罪する「不倫夫」は意外とタチが悪いことも

繰り返しになりますが、不倫をした夫「不倫夫」には2つのタイプがいます。

ひとつは、「迷惑をかけて申し訳なかった」「二度と同じことはしない」「子どものためにも、やり直したい」というように、不倫したことを素直に認めてサッサと謝るタイプ。

もうひとつは、「不倫なんてしていない」「根も葉もないウソを信じるな!」と不倫を認めようとしないタイプ。

もちろん、どちらのタイプの夫だとしても、不倫をした罪が軽くなるわけではありません。そもそも不倫をするのが間違いのもと。やってしまった過ちに対しては、パートナーを傷つけた分、心の底からお詫びの気持ちを伝える必要があるのです。

ですが、とくに気をつけなければならないのは、「不倫を否定せず、素直に認めてサッサと謝るタイプの夫たち」でしょう。というのも、すぐに謝る夫のなかには、口では謝罪の言葉をスラスラと述べても、心からの反省はしていない“ふとどき者”がいるからです。

つまり、同じサッサと謝るタイプの不倫夫たちにも、「反省している夫」と「反省していない夫」が混在している、というわけです。

■不倫夫がすぐに謝る「したたかな理由」とは?

不倫夫がすぐに妻に謝る理由は2つあります。

ひとつめの理由は、「今の家庭が大切だから、どうしても妻とは別れたくない」というもの。多くの夫は、このタイプです。

「出産をして子どもの世話でかかりっきりになったため、自分のことをかまってくれなくなったから」「女性らしい努力をしていない妻に、魅力を感じなくなったから」などと、身勝手な言い訳で不倫をした割には、今の家庭を壊してまでは不倫を継続させたいとは思っていない、というものです。だからこそ、本気で妻に謝罪をします。

もうひとつの理由は、じつにしたたかなものです。というのも、「離婚はしたくないけれど、不倫相手も大事。だから、とりあえず妻には謝って、反省したフリをしておこう」と考えて、サッサと妻に謝罪をする、という夫が実際に存在しているのです。

誠意をこめて謝る姿勢を見せれば、きっと妻は許してくれるだろう――そんな甘い考えがその場しのぎの謝罪劇を生み、「じつは、浮気相手とはまだ切れていなかった」という事態を招くケースもあります。

その背景には、いつまでも夫が不倫を認めないことで、妻による詮索が続いていく、ということも考えられるでしょう。実際に、「『すまない、オレが悪かった』と謝ったことで、スマホの履歴を厳しくチェックされなくなった」「不倫を認めて謝ったことで、探偵による素行調査がうちきられた」といった事例もありました。

では、すぐに謝る不倫夫が、心から反省しているかどうか、浮気相手と本気で関係が終わったのかを知るにはどうしたらいいのでしょうか。

……じつは、不倫夫の本音を知るためには、画期的な「ある方法」があるのです!

■不倫夫の本音をあぶり出す「究極の質問」とは?

もしも夫が不倫していたことを認め、謝る姿勢を見せたとき、それが本音ベースの謝罪なのか、カモフラージュの謝罪なのかを見極めるための方法があります。

それは、とてもシンプルなこと。たったひとつの「ある質問」をするだけでいいのです。

不倫夫の本音をあぶり出す質問――「彼女を訴えようと思うのだけど……?」というものです。妻が、夫の浮気相手の女性を法的な手段で訴えようとするとき、夫がどういう反応を見せるかで、その夫の本音がハッキリと見えてくるものです。

■夫のリアクションで、その不倫が継続中かどうかがわかる!

「彼女を訴えようと思うのだけど……?」と妻が真剣な顔で夫に伝えたとき、夫の反応は次のどちらかに分かれるでしょう。

・夫のリアクションその1:「お前の好きにしたらいいよ」
・夫のリアクションその2:「さすがにそれはやめてくれ」

「お前の好きにしたらいいよ」というリアクションをとる夫の場合、妻とやり直したい、今の家庭を優先させたいといったことを本気で思っている割合が高いと言えます。妻の気持ちを最優先することが大切だと思っている夫は、たとえ妻が浮気相手を訴えたとしても、とめることはしないでしょう。

「さすがにそれはやめてくれ」というリアクションをとる夫の場合、「周りに家庭でのゴタゴタが知れてしまうのが恥ずかしい」という思いが夫にあるケースもあります。この場合は、「世間体と家族、どちらが大切なの?」と、質問を重ね、改めて確認することで、夫の本当の気持ちを知ることができるでしょう。

問題なのは、「浮気相手の女性がかわいそうだから、訴えるのはやめてくれ」と言う場合です。このケースは、浮気相手ときっぱりとは別れていないことが多いものです。妻とは別れたくないから「一応」謝罪をするものの、浮気相手とも別れたくないので被害が及ばないように愛人の立場を守ろうとする本音が浮き彫りになってしまうのです。


「不倫をしても、謝れば許してもらえるだろう」と考えている夫に対しては、ここでしっかり目をさましてもらう必要があります。夫に謝らせることがゴールなのではなく、夫が浮気をやめることが最終的な目的だからです。

そのためには、妻側も賢く立ち回って、浮気の芽を摘み取る必要があるでしょう。夫の謝罪が疑わしいときは、ぜひ、「彼女を訴えようと思うのだけど……?」と伝えて、夫のリアクションで検証することをおすすめします。

岡野 あつこ