■ムダ毛処理について考えてみましょう
ムダ毛の処理は身だしなみの一環でありますが、皮膚を傷つけてしまったり、ばい菌が入ってしまうことがあります。お肌にトラブルを起こさないためのちょっとした豆知識と注意したほうがよいことをまとめてみます。

処理方法として、ご自身で処理する方法と、病院や脱毛サロンを利用する2つのパターンがありますので、それぞれの注意すべき点を見ていきましょう。

■自分でのムダ毛処理の場合
ご自身で処理する場合はカミソリやワックス、自宅用の脱毛器を使うことが多いでしょう。その際に注意すべきことを下記に挙げます。

■1. カミソリは使い捨てが理想
カミソリで毛を剃るという方法は、肌に直接刃を当てますので、熟練した技術が必要です。刃で皮膚を傷つけてしまった場合、皮膚炎を起こしたり、ばい菌が入ってしまう可能性があります。

カミソリは新品のものが理想です。洗うと刃が痛んで切れ味が悪くなり、力をいれすぎて傷ができてしまうことがあります。

■2. 剃る前にシャワーやお風呂で患部を洗う
ばい菌が入ることを防止するために、剃る前に患部を石鹸で洗うことが大切です。万が一傷ができても、皮膚が綺麗な状態だと感染症が起こる可能性が減ります。

■3. 剃ったあとは冷やす
毛を除去しますと、どんなにやさしく皮膚を扱ったとしても、皮膚は刺激を受け負担がかかります。皮膚に炎症を起こさせないためには冷やすことが何より重要です。毛を抜いたところを氷冷剤や氷で冷やしましょう。

また、「冷えピタはどうですか?」と聞かれることが多いのですが、冷えピタなどの冷却ジェルシートは冷やすだけの目的で使うときはカブレの原因になるので、避けたほうがいいと思います。

■4. 十分に冷やしたあとは保湿ケアをする
十分に冷やして赤みが取れたら、保湿剤を塗りましょう。毛を除去すると皮膚が乾燥します。保湿剤は普段使っている化粧水、ボディクリームで大丈夫です。

■5. 傷ができてしまった場合は傷の薬、炎症を起こしてしまったときは病院へ
「カミソリの刃で切ってしまった」「ワックスで毛を抜いたところが赤くなってしまった」など、傷ができたり炎症を起こしてしまうことがあると思います。傷ができたところはまず洗い、その後傷薬を塗ることがおすすめです。病院で抗生物質の入った軟こうを頂いて、それを綺麗な綿棒などで塗りましょう。

塗っても赤みがあったり、かゆみなどの症状があるときは、皮膚炎を起こしているかもしれません。良くならないときは、病院へいきましょう。

■専門機関での脱毛の場合
次に、エステや病院で脱毛をするときのポイントを挙げます。

■1. 肌の状態をみてもらいましょう
担当の方に肌の状態を見ていただきましょう。気になる皮膚症状があるときは聞いてみましょう。心配ごとを教えて頂けると安心できますよね。

■2. 毛を剃る
脱毛用のレーザーは黒色に反応します。毛を剃っていないと、毛根ではなくて生えている毛に反応してしまいます。サロンや病院と相談して、前述の方法で毛を剃ってから行きましょう。肌に負担がかかりますので、レーザーを当てる1〜2日前に剃っておくのがおすすめです。

■3. ターンオーバーにあわせて通院する
毛には、成長期⇒退行期⇒休止期というサイクルがあり(毛周期)、場所によってその長さは変わってきます。早く脱毛したいからと頻繁に通っても、抜きたい毛が生えそろわないと、肌に負担をかけるばかりで良いことはありません。ターンオーバーに合わせたサイクルで通院しましょう。

■4. 剃る前にシャワーを浴びる
毛が抜けることで肌が傷つき、ばい菌が入る可能性があります。患部を洗ってからいくことをおすすめします。

■5. トラブルが起きたらすぐに相談を
皮膚に何かトラブルが生じた場合は、早めに相談しましょう。レーザーの出力があっていないのかもしれませんし、使用しているジェルなどにかぶれている可能性もあります。

ちょっとした豆知識があればムダ毛処理で困ることが少なくなると思います。ご参考になさってくださいね。

蘇原 しのぶ