年々、シワの跡が残るのはなぜ……?

【ちょこっと美容マメ知識】vol. 48

「20代の頃は、シワなんて気にならなかったのに、アラサーに突入してからシワが目立つようになりました。年齢を重ねるにつれて出てくるシワの原因や対策はありますか?」(34歳・派遣社員)

顔に少しくらい線が入っても、すぐに元に戻っていたあの頃…。しかし、年齢を重ねるにつれて、線だった部分がくっきり残る「シワ」に変化していた! とハッと気づくアラサー女性も多いのではないでしょうか。

よくあるアラサーシワの特徴

・眉間のシワ(気難しそうと思われる)
・おでこのシワ(ファンデーションがよれる)
・ほうれい線や口周りのシワ(疲れ顔に見える)
・目尻などの細かいシワ(老けて見える)

など、顔の中でも特定の部分に出てくる傾向があり、細かいシワと深いシワにわかれはじめます。そのまま放置しておくと、シワの跡がさらに深く刻まれる可能性があるので、見つけたら早めにケアすることが大切です。

そこで今回は、アラサーシワから脱却するための原因と対策についてまとめてみました。

原因1. 肌弾力の成分が減っている

まずひとつめは、肌弾力に関係するいくつかの成分が年齢を重ねるにつれて減ってしまうことです。

肉眼ではわかりませんが、肌弾力に関係する複数の成分は網目状になっており、お互いの成分を支え合うことで肌弾力をキープしています。

具体的には、コラーゲンやエラスチンが支え合い、間を埋めるように基質(ヒアルロン酸が含まれている場所)があります。また、それらをまとめて生み出している線維芽細胞も大切ですね。

10代〜20代前半のお肌は、ずばりこの肌弾力に関係する成分が豊富なので、少しくらい顔に線が入ってもプルンッとお肌が跳ね返り元に戻るというわけです。なので、日々鏡を見ていて「線が残ったままだ…」と気づいたら、年齢サインが出ている証拠。

基礎化粧品に“ヒアルロン酸配合”と書かれているものを選んだり、サプリメントでも“コラーゲン配合”と書かれているものを選んだりと、エイジングケアを意識した商品を試すタイミングだと思います。

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線が入るのは自然、シワは年齢サインが出ている証拠!

原因2. 体内の水分不足である

次は、人間の体に必要不可欠な「水分」が、年齢を重ねるにつれて減ってしまうことが挙げられます。

年齢別 体内に占める水分量の割合

・赤ちゃん(約90%)
・子供(約70〜75%)
・成人(約60〜65%)
・年配(約50〜55%)

アラサー女性を「成人」に当てはめた場合、赤ちゃんの頃に比べると約30%もダウンしているのがおわかりいただけますでしょうか。

そう、どれだけ化粧水やクリーム、美容液などで表面的な保湿を心がけていても、体の中の潤いが減っているので追いついていきません。

「体の中が潤っていない=お肌の乾燥=肌弾力低下」となり、シワの跡がくっきり残る状態になってしまうのです。

よく、「お水を1日2リットル飲みましょう」「美肌づくりにはお水が大切」と言いますが、それらの根拠は年齢に伴う体内の水分量の低下が大きく関わっており、常に潤いのある体を保つためにもお水を毎日飲むことが乾燥を防ぐ良い習慣になります。

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塩素除去した水や、ミネラルウォーターが!

原因3. 表情筋のクセが残っている

最後は、ストレスや不満、不安などから表情が暗くなっていることです。

シワができている部分は、日頃の表情が形状記憶したような状態。よく笑えば目尻にシワができて、怒ってばかりいれば眉間にシワができます。口角を上げて笑うことが少なければ、頬はたるみほうれい線やマリオネット線ができることでしょう。

「人相」とも言いますが、相手の顔をパッと見た時に、シワができている部分でその人がどんな毎日を過ごしているのかわかります。

アラサー世代になると悩む問題も大きくなったり、将来のことを真剣に考え始めたりと、笑っているだけでは解決しないこともあるかもしれません。しかし、そんな時こそ口角を上げて、前を向き笑顔を忘れずに過ごすことが大切です。

個人的には、目尻のシワはよく笑っている証拠なので幸せなシワだと思うのですが、それでも気になる女性は多いので、エイジングケア成分が入った保湿剤で表情筋マッサージをしてほぐすのもおすすめです

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せっかくなら幸せジワを増やそう!

年齢を受け入れながら美容と向き合うのがアラサー女性の醍醐味です。ぜひ、前向きにシワと向き合ってみてはいかがでしょう。

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