これって病気? 気になるお胸のお悩みチェック。anan総研メンバーへのアンケートをもとに、なかなか人には言えないバストや乳首の悩みに皮膚科医の慶田朋子先生が答えます。

お悩み 「ブラジャーが当たるところが痒くてしょうがない」

みんなはどう?
YES:35%、NO:65%

それは…汗が刺激に。暑い時期はしっかり対策を。
ブラジャーのワイヤーが当たる胸のアンダーラインのあたりが痒く、なかには、かぶれたようになってしまうという声も。

「厳密には“かぶれ”は金属などアレルギー物質に触れることで起きます。ブラジャーの布でかぶれる可能性は低く、痒みの原因の多くは、汗荒れの状態」(皮膚科医・慶田朋子先生)

肌が弱い人には、自分の汗さえも刺激になってしまう。ブラジャーは日中ずっと着けているので、汗をかいてもそのままにしがちだけれど、こまめに拭くなど地道な対策を。

「汗をたくさんかいたら、お手洗いに行ったときなどに、濡れたハンカチでブラジャーが当たる部分を拭くといいでしょう。乳首の痒み対策と同じように、吸水性の高い、肌にやさしい素材のブラジャーを選んで」

お悩み 「乳首の色が左右で違っている」

みんなはどう?
YES:3%、NO:97%

それは…炎症を繰り返すうちに色が変わることも。
「乳首を掻いたりしていると炎症がひどくなってしまいます。繰り返すうちに、片方だけ黒ずみが目立つようになるケースも。早めに皮膚科を受診し、できるだけ刺激を与えないようにしましょう」(慶田先生)

左右の違いにかぎらず、自分の乳首の色が濃いのではないかと気にしている人は多いが、コンプレックスに感じる必要はないという。

「白人のモデルのようなピンク色じゃないのは当たり前なので比べないこと。一般的には、ホルモン値が高い若い女性のほうがメラニン活性が高く乳首の色が濃く、閉経後メラニン量が減り、色素が薄くなります」

乳首の色を薄くするという触れ込みの市販コスメの中には強い成分を含むものもあるので、むやみに飛びつかないようにしたい。

※アンケートはanan総研メンバー72名の回答をもとに作成(2020年7月調べ)

慶田朋子先生 美容皮膚科「銀座ケイスキンクリニック」院長、医学博士。著書『女医が教える、やってはいけない美容法33』(小学館)が好評。

※『anan』2020年9月16日号より。イラスト・中根ゆたか 取材、文・黒澤 彩

(by anan編集部)