寝なきゃいけないのに眠れない、心配ごとがあってぐっすり眠れないと睡眠に悩んでいるという方は多いのではないでしょうか? そんな方に朗報! 実は良い眠りを導くツボがあるのです。押すだけで簡単なので、眠れない夜はぜひお試しを。

まとめ構成・小田原みみ

眠れない夜に押したい足のツボ

寝る前に押すと効果的なツボを鍼灸あんま指圧マッサージ師の神崎貴子先生に教えてもらいました。

不眠に効果的な失眠と湧泉の位置

失眠 足の裏側、かかとの中央にあるツボ。“失った眠りを取り戻す”という名前の通り、不眠の改善に有効。下半身の冷えにも効果が。

湧泉 足の指をグーにした時にできる、くぼみの中央にあるツボ。“命の泉が湧くツボ”として疲労回復に効く。安眠をもたらす効果も。

失眠と湧泉の押し方

神崎先生 マッサージをする際は、手の滑りをよくするためにオイルやクリームをつけるのがおすすめ。

両手の親指を重ねて「失眠(しつみん)」におき、残りの指で足の甲を支える。やや強めの圧で、ツボを5秒間押す。

上と同じように親指を重ねて「湧泉(ゆうせん)」におく。手のひら全体で挟むようにして足を持ち、親指に力を入れて5秒間刺激する。

神崎貴子先生 鍼灸あんま指圧マッサージ師、(特非)日本スポーツアロマトレーナー協会副理事長。「さくら治療院」の院長を務める。ツボに関する著書やメディア出演も多数。

※『anan』2018年8月29日号より。写真・中島慶子 モデル・野口絵里弥(SATORU JAPAN) 取材、文・黒澤祐美
※2018.8.22配信


眠れない夜に押したい足のツボその2

ananwebでの人気連載「もふねこ教授のツボ押し講座」。某大学で東洋医学を担当し、知名度もキャリアも抜群という教授が、もふねこ教授に扮してさまざまなツボをかわいいイラストとともに教えてくれます。もふねこ教授おすすめの、眠れないときに押したい足のツボとは…。

太衝のツボで末梢の血流を改善

もふねこ教授 心地よい眠りを誘うポイントのひとつは手足を温かくすること。寝る前に手足から放熱して深部体温を下げるんです。太衝(たいしょう)のツボを押さえて足の血流を改善させましょう!

太衝のツボは足の甲にあります。足の親指と人差し指の間にある谷間というか溝(?)を指でたどっていくと、骨にぶつかって溝がなくなります。その、なくなる手前が太衝のツボ。

たとえば右の太衝は、左手の親指を足の裏に、人差し指を太衝のツボに当てて、つまむようにしてギューッと人差し指の先がめり込むように圧迫してみましょう。ズーンと鈍い痛みを感じたらアタリ! 10秒間ギューッと押さえて離し、次は反対側の足の太衝を圧迫……これを数回くり返します。ここを押すには親指だと太すぎるので、人差し指の先をツボの奥深く、独特の鈍痛を感じるまで押し込みます。この刺激が自律神経を介して血管を拡張させます。なんだか足がポカポカしてきませんか?!

もふねこ教授 プロフィール
某大学で東洋医学を担当しているリアル教授。実はキャリアも知名度も抜群。
犬養ヒロ プロフィール
漫画家・イラストレーター。犬猫鳥魚と暮らす動物好き。
Official blog https://ameblo.jp/hiro-inukai
「マンガ 鍼灸臨床インシデント 覚えておきたい事故防止の知識」/医道の日本

※文 もふねこ教授 原案・イラスト 犬養ヒロ
※2020.9.15配信


心がソワソワして眠れないときに押したい手のツボ

気持ちが高ぶったり、不安なことがあって眠れない、という時はありませんか? 目白鍼灸院院長の柳本真弓さんにそんな時に押すと良い手のツボを教えてもらいました。

肘の内側、小指側にある「少海(しょうかい)」を押し回す。

柳本さん 心のトラブルに効くのは、心経という経路上にある少海。肘の内側、小指側の皮膚が柔らかいところにあります。ここは頭や感情と関係のある場所。3〜4本の指で心地よい強さでなでることで、呼吸が整って気持ちが落ち着き、眠りにも入りやすくなります。

手のひらにある「少府」を押す。