その悩み、ほぐすだけで整います。カラダが変わる“筋膜リリース”について、鍼灸師の滝澤幸一さんに伺いました。部位別・基本の筋膜リリースにトライ!

今回はローラーを使う代表的なリリース法を紹介。

効率的にゆるめるなら、専用のローラーがおすすめ。

専用ローラーは通販などで手に入る。今回は滝澤さんプロデュースの、細めで使いやすい筋膜リリースローラーを使用。

タオルと冊子で手作りしても。好みの厚みになるよう調整して。

広げたバスタオルの手前真ん中に厚めの冊子を置き、左右からバスタオルを畳んで、端からくるくる。両端をヘアゴムやビニール紐などでしっかりしばれば完成。

体を覆う筋膜:フロントネット

座りっぱなしの生活で縮こまりがちな、脚の付け根から足の甲までをゆるめて。

フロントネット…お腹から下の、腹直筋や大腰筋、大腿四頭筋などの筋肉群を覆うネット。座っている姿勢が長いと筋肉と癒着しやすく、それがむくみや腰痛の原因にも。脚の付け根を中心に、お腹やすねまで丁寧にケアを。

1、両肘を床について、左の太ももの付け根にローラーを当てる。右膝を90度に曲げる。ローラーに体重を乗せるようにして、鼻から3秒で息を吸い、口から5秒でゆっくりと吐く。これを3〜5回繰り返す。

2、正座して左すねの下にローラーを入れ、両手を床につく。息を鼻から3秒で吸い、口から5秒で吐く。3〜5回繰り返す。反対側も行う。

体を覆う筋膜:バックネット

首からお尻にかけて全体をリリース。自律神経の働きが整い、疲労回復にも。

バックネット…首から腰まで背骨に沿って走る脊柱起立筋や、大臀筋、太もも裏のハムストリングスなど、大きな筋肉を覆うネット。ここが整うと姿勢が美しくなるだけでなく、自律神経が整って疲労回復にも効果大。

1、仰向けに寝て、腰の下にローラーを入れる。全身の力を抜いて、鼻から3秒で息を吸い、口から5秒で吐く。この呼吸を3〜5回繰り返す。背中の中央、肩甲骨の下へと徐々に移動させながら、同じように行う。

2、ローラーにお尻を乗せて座り、手を後ろにつく。左膝に右足を乗せ、右のお尻に体重をかけて、1と同様に呼吸する。反対側も行う。

3、首の下にローラーを移動させ、体の力を抜く。鼻から3秒で息を吸い、口から5秒で吐く。この呼吸を3〜5回繰り返す。

滝澤幸一さん 鍼灸師、ソル・エ・マーレ鍼灸治療院主宰。著書『1分でほぐれる! 天使の筋膜リリースローラーBOOK』(宝島社)のローラーは、エクササイズでも登場。

ブラトップ¥7,500 レギンス¥9,900(共にL’urv/kit )

※『anan』2021年6月9日号より。写真・中島慶子 スタイリスト・白男川清美 ヘア&メイク・浜田あゆみ(メランジ) モデル・横川莉那(スペースクラフト) 取材、文・新田草子

(by anan編集部)