指で皮膚を持ち上げそのあとに筋肉をほぐすだけ! その不調、“はがトレ”でなんとかします! ここでは、頭痛と肩こりにアプローチする“はがトレ”を整体師、理学療法士の安部元隆先生が教えてくれました。

頭痛

頭皮&筋肉の硬さが頭痛の原因!
年齢、性別にかかわらず、頭痛の悩みを持つ人は多いもの。先生曰く、「頭痛を抱えている人の頭皮は、とにかく硬い! その皮膚を柔らかくすることが改善の第一歩。最初はなかなか頭皮がつまめないと思いますが、やっているうちに柔らかくなるので、継続は大切」。

STEP1:皮膚をはがす

頭頂部と側頭部の皮膚をはがす

頭頂部&側頭部の血行不良は、頭痛の原因の一つ。いずれもつまみにくい場所なので、難しければ両手で頭の皮膚を寄せて、持ち上げてみて。

STEP2:筋肉をほぐす

頭頂部の皮膚と側頭筋を横方向縦方向にほぐす

今度は手をグーに握り第二関節を頭に当て、皮膚を軽く圧迫しながら横方向、縦方向にマッサージ。柔らかくなるのを実感できます。

肩こり

体の前後をほぐし、肩から首をリリース。
デスクワーク中やスマホを見ているとき、知らず知らずに猫背や巻き肩になっている人が多数。それにより首肩まわりの血行が悪くなり、筋肉が硬くなってしまいます。首から肩、背中に広がる大きな筋肉・僧帽筋をしっかりほぐすために、皮膚を持ち上げはがしましょう。

STEP1:皮膚をはがす

1、後頭部の皮膚をはがす

生え際より上の部分の皮膚をはがします。ここは硬いので指で持ち上げにくい。うまくできないときは、両手で寄せて持ち上げて。

2、鎖骨の皮膚をはがす

鎖骨の上の皮膚を持ち上げていきます。骨に沿って、端から端まで、しっかり持ち上げるのがポイント。皮膚が薄いので比較的つまみやすい。

STEP2:筋肉をほぐす

1、僧帽筋の付着部を横方向縦方向にほぐす

後頭部の出っ張った骨から少し下がった場所に親指を置き、そこを横方向、そして縦方向にほぐす。やりづらければ肘をつき親指で。

2、鎖骨を横方向縦方向にほぐす

鎖骨の上に人差し指、中指、薬指3本の腹を置き、横方向、そして縦方向にほぐしていく。実はここは固まりやすい場所なので、しっかりほぐすこと。

あべ・げんりゅう 整体師、理学療法士。綜合整体GENRYU院長。著書に『はがトレ』(KADOKAWA)が。またYouTube「GENRYUチャンネル」で、セルフケア動画を配信中。全国から患者が訪れ、施術は常時2か月待ちだとか。

※『anan』2021年6月9日号より。イラスト・加納徳博

(by anan編集部)