ananトレンド大賞2021。フードのトレンドとして、ここでは“新感覚フルーツスイーツ”に注目します!

新感覚フルーツスイーツ

果物の見た目と味わいを生かす、プロの技が光る。

ここ数年続いているフルーツサンドブームは、2021年も加速中と語るのは、専門店からデパ地下、地方の名店、コンビニまで、古今東西のスイーツに奔走し続ける、ぼる塾の田辺智加さん。

「旬の果物を挟んだカラフルなフルーツサンドは、さまざまなお店やコンビニでよく見かけるようになりましたし、今年も専門店のオープンが相次いでいて、さらに大きな話題を集めています。その人気を追うように、いま爆発的な盛り上がりを見せているのがフルーツ大福です。見た目は馴染みのある大福のフォルムですが、実は中には宝石のように美しい果物が丸ごと入っているという、ギャップ萌えに虜になる人が続出しています。みんな、ギャップに弱いですからね〜」

フルーツ大福から派生し、白あんと果物をわらび餅で包んだフルーツわらび餅専門店『まるさんかじつ』が今年オープンしたことも、新感覚フルーツスイーツが躍進を遂げた理由のひとつだとか。

「看板商品の『ポモドーロわらび餅』がユニーク。高糖度トマト『OSMICトマトPremium』を使用し、老舗ピッツェリア『ラ・ピッコラ・ターヴォラ』監修のもと完成したコラボ商品だそうです。素材ありきのスイーツ作りが、まさに今のトレンド!」

青果店が手がけるフルーツスイーツにも外れなしと、田辺さんは豪語する。

「目利きのプロが全国各地から厳選した旬の果物ずくめで、鮮度もピカイチ。徹底した品質管理のもと作られているので、絶対に間違いないですよね。それに果物って高級品だから、たくさん買えないけど、青果店のフルーツスイーツって、さまざまな種類の果物をミックスしているものが多いので、一個でたくさんの果物を楽しめて、満足度が高い。こんなふうにフルーツスイーツの魅力は、パッと目を引くビジュアルはもちろんのこと、生産者と、パティシエや青果店のプロなど、一流たちの繊細な技術とセンスが合わさり、極上の逸品に昇華されている点だと思います。今後も味わったことのないような新感覚のアイテムが増えていきそうで、ますます目が離せません」

1、ふわふわの食パンと無添加の自家製生クリームを使ったフルーツサンド・みかん¥850、シャインマスカット¥1,200(季節限定)。(haluuu Instagram:@haluuu__official)

2、創業200年を誇る老舗和菓子店『鹿島菓匠 丸三老舗』がプロデュース。上・ポモドーロわらび餅¥540は、高糖度トマトと白あんをわらび餅とバジルで包み込み、オリーブオイルをかけていただく人気No.1メニュー。中央・マスカットわらび餅¥486(季節限定)は、茨城県産のシャインマスカットが香る。下・洋なしわらび餅¥432(季節限定)は、フランス原種の珍しい品種「マルグリットマーリラ」を使用。(まるさんかじつ Instagram:@03kajitsu)

3、季節ごとに品種が異なるいちごを、練りたての求肥で包み込んだいちご大福 1個¥390〜。常時2〜3種類のいちご大福のほか、季節限定のフルーツ大福も。(いちご大福と茶菓の店 あか TEL:03・5724・3182)

4、甘さ控えめのゼリーで旬の果物を優しく包み込んだ自家製フルーツポンチ 各¥980(シェフズマルシェ TEL:03・6451・0075)

5、生フルーツゼリー 各¥420。主役の果物を全力で引き立てるゼリーの繊細さに感動。内容は日替わり。(ヤマナカヤ TEL:03・3721・2766)

6、右・メロンババロア¥918は、カスタードクリームの優しい甘みが際立つババロアの上に、丸くくり抜かれたメロンが。左・フルーツみつ豆¥864は、旬の果物、寒天、赤エンドウマメが三位一体。(檸檬屋 TEL:052・261・6222)

7、芸能人の差し入れ御用達として知られる、生ドライフルーツ彩り5種セット¥5,000(綾farm TEL:03・6263・9739)

たなべ・ちか 芸人。女性お笑いカルテット「ぼる塾」のメンバー。芸能界の新スイーツ女王に君臨。初書籍『あんた、食べてみな! ぼる塾 田辺のスイーツ天国』(小社刊)が発売中。

※『anan』2021年11月17日号より。写真・山口 明 スタイリスト・野崎未菜美 取材、文・鈴木恵美 撮影協力・UTUWA AWABEES

(by anan編集部)