今年も自分にとって過ごしやすい空間作りがトレンドの一つに。なかでも、みんなが気になっていたものを傾向の分析とともに紹介します! ananトレンド大賞2021、ここでは“リラックスチェア”に注目。

リラックスチェア

眺めていても気分がいい。寛ぎ時間のパートナー。

家で快適に過ごしたいというニーズが高まり、ゆったり座れる1人用のリラックスチェアの人気が右肩上がり。古くから愛される名作椅子や気鋭のデザイナーズチェアなどバリエーションは多彩。リラックスチェアに魅せられた一人、インテリアスタイリストの石井佳苗さんはデザイン性の高さ、見た目以上に軽く移動がしやすいものがオススメ、と言う。

「大きなソファと違って置き場所や向きを変えやすいので、テレビを見たり、ベランダ越しに外を眺めたり、気分や用途によって自由に楽しめる。座る場所が変わると目に映る風景が変わり、自分の部屋が新鮮に感じられますよ」(石井さん)

紹介してくれたのは一人暮らしでも取り入れやすい5つのタイプ。近代家具デザインを代表するデザイナー、ボーエ・モーエンセンが手がけたロッキングチェアは、後ろ姿や座面のアームまで計算し尽くされた美しいデザインが印象的。

「重厚感のあるロッキングチェアに比べて軽快さがあり、モダンな家にも取り入れやすい。ゆらゆら前後に揺れるので、リラックス時間にぴったりですね」

ふかふかのクッションの座面が気持ちよさそうな〈アクメファニチャー〉のイージーチェアは土台と本体がセパレートになっていて好みの角度に調節できる。

「シートをフラットに置けば昼寝もできそう。お揃いのオットマンを合わせると足を伸ばせます。〈カール・ハンセン&サン〉のキューバチェアは360度どこから見ても美しいシルエット。背もたれと座面に施されたコットンウィービングテープが洗練された雰囲気を醸してくれます。ラタン素材の『クライトン』はリラックスムード満点。布製のソファと違って、汚れたらサッと拭けるので手入れもしやすいです。〈イデーショップ〉の『コヴェント ラウンジチェア』は背もたれとシートが格子状になっていて透け感があり、丸いフォルムのおかげで部屋の印象が柔らかくなります。横顔や後ろ姿も美しい椅子は部屋の中心に置いてもいいし、座らずに眺めるだけでもいい。いずれも10万円前後で購入できるので“いつか名作家具が欲しい”と思っていた人も挑戦しやすい。寛げるいい椅子が一つあると家にいる時間がもっと好きになるし、インテリアに対する意識もアップします。そこから自分らしい快適な家づくりの楽しさが広がっていきますよ」

FDB moblerのロッキングチェア¥127,600(グリニッチ代官山 TEL:03・6416・5650)

ウールブランケット¥30,800(CHICORACAO/グリニッチ代官山) ボーダードレス¥28,600(LENO/GOOD STANDING TEL:03・6447・2478) ソックス¥5,280(Corgi/TheTastemakers & Co. TEL:03・5466・6656)

インパクトのあるデザインながら部屋になじみやすい色と素材。WICKERのイージーチェア¥72,000※ベースが上下逆になっております。(ジャーナルスタンダードファニチャー・アクメファニチャーシブヤ TEL:03・5728・5355)

ウールブランケット¥30,800(CHICORACAO/グリニッチ代官山)

CUBAチェア¥90,200(カール・ハンセン&サン フラッグシップ・ストア東京 TEL:03・5413・5421)

コヴェント ラウンジチェア¥74,800(イデーショップ 自由が丘店 TEL:03・5701・7555)

クライトン¥59,800(キビロイ TEL:03・6380・9941)

ニットカーディガン¥46,200 スリーピングシャツ¥25,300 パンツ¥23,100(以上LENO/GOODSTANDING) ソックス¥5,280(Corgi/TheTastemakers & Co.) ウールスリッパ¥6,050(TheTastemakers & Co.) その他はスタイリスト私物

いしい・かなえ インテリアスタイリスト。衣食住のライフスタイル提案など、暮らしにまつわるスタイリングを手がける。昨年、オンラインのインテリア講座「Heima Home Design Lesson」をスタート。

※『anan』2021年11月17日号より。写真・兼下昌典 スタイリスト・野崎未菜美 石井佳苗 ヘア&メイク・外山友香(mod’s hair) モデル・TSUGUMI(donna) 取材、文・浦本真梨子 撮影協力・渋谷南人

(by anan編集部)