アイドルやミュージシャン、声優、あるいは一般人など、今や誰にでも推しがいる、といってもいい時代。マンガの世界にもその波は及んでおり、’21年は特に“推しがいるヒロイン”のストーリーが目立ちました。

もしや時代は恋より“推し”?! 推しありガールたちの物語が熱い。

これまでのような“推しと恋に落ちてしまう?!”というシンデレラ・ストーリー的な作品ももちろん人気。それはまさに、推しのいる人類の最高の夢…! 今回は、“推しを持ちつつ、推しではない男性に心を奪われる”というパターンに注目。推しに愛を捧げる生活をしながら、恋に翻弄される。今の女子のマインドをリアルに描いた作品として、共感を呼んでいる模様。推しと恋心が両立するなんて、もはや天国〜!

ファンだとばれちゃう?! スレスレ感がたまらない。

『ミワさんなりすます』青木U平

映画マニアのフリーター・久保田ミワは、渋くてカッコいい国民的俳優・八海崇の大ファン。彼が家政婦を募集していることを知り、自宅に偵察に行ったところ、面接に来た家政婦と間違えられ、彼の家で働くことに! 1〜2巻(12/28発売) 各730円/小学館 ©青木U平/小学館

顔が良すぎる先輩と顔が好きすぎる後輩。どこかズレてる恋物語。

『顔だけじゃ好きになりません』安斎かりん

イケメン高校生の奏人を推すがゆえ、同じ高校に入った才南。が、彼は退学の危機! 彼の顔が好きすぎる才南は、退学阻止のために奏人のSNSの“中の人”をやることに。一方、奏人は“顔だけ”と言われることがコンプレックスで…。1〜3巻 各495円/白泉社 ©安斎かりん/白泉社

声フェチの実加には上司のイケメン顔が全く響かない…!!

『君の声が好きすぎる』磯谷友紀

ディープな声オタの女子大生・実加がアルバイト先で出会ったのは、推しである声優の“佐野っち”とほぼ同じ声を持つイケメン上司! 上司は“佐野っち”に興味を持ち、二人はなぜかオタ活仲間に。上司への気持ち、それは恋なの?! 電子版1〜5巻 各220円/集英社 ©磯谷友紀/集英社

推しグループと実家を失ったアラサーの前にイケメンが!

『転がる女と恋の沼』芥 文絵

大好きな立花くんが所属するアイドルグループは解散を発表、住んでいた実家は火事。31歳で渋々ひとり暮らしを始めた栞。隣室に住む年下のビジュアルだけは良い男子と知り合うが、彼は彼でイケメンゆえの生きづらさを抱えていて…。1巻 792円/祥伝社 ©芥文絵/祥伝社フィールコミックス

※『anan』2021年12月29日‐2022年1月5日合併号より。

(by anan編集部)