心理テストであなたの武器になる“強み”を浮き彫りに!

自分に何ができるか、本人には意外とよくわからないもの。得意なことがわからないと悩む人も多いのでは。

「例えば、自分は鳥なのに、モグラだと思い込んでいたら、穴をうまく掘れない自分をダメだと思い込むばかりで、空を飛べるということに気づかないかもしれません」(心理テスト研究家・津田秀樹さん)

自らの長所に気づくとは、自分がやるべきこと、もっとやれることに気づけるチャンス。無自覚のうちに選択肢から外していた可能性を拓く機会にも。

「日々の“うまくいかない”という思いが、“うまくいく”に変化するきっかけにもなります。生まれつきの才能だけでなく、後天的に身につくことも多々ありますし、経験によって人は変化していきますから、当然、得意分野や強みも変わっていきます。ですので、自分の得意分野や強みはもうわかっていると思っている人も、このテストであらためて診断し直してみては」

ここでは、自分の長所や問題解決力を診断。今まで気づかなかった自分の新たな一面を発見することができるはず。仕事や日々の生活に役立てて。

あなたの強みと、問題解決力を診断。

自分には強みや長所なんてない…と自信をなくしていませんか? このテストでは、あなたの資質をA〜Fの6タイプに診断。あなたの持つ優れた力と、それを生かした問題解決法を明らかにします。自覚していなかった自分の能力に気づくかも。

Q1、自分が好きな映画を人に薦めるとしたら?

a:一番好きな映画をためらいなく薦める…Q5へ
b:一般受けする無難そうなのだけ薦める…Q2へ

Q2、「好きな人ができたから協力して」と友達が頼んできました。じつはあなたも、その人のことがなんとなく気になっていました。そんなとき、どうする?

a:まだなんとなくというくらいなので、自分の気持ちは言わずに友達に協力する…Q6へ
b:いずれ本気になるかもしれないので、今のうちに友達にライバル宣言をする…Q5へ

Q3、当日、チケットが余っているからと、同僚からコンサートのお誘い。それがあなたが普段全く聴かないジャンルだったとしたら、どうする?

a:このあと用事があるとか、適当な理由をつけて断る。…Q8へ
b:とりあえず、行く。…Q4へ

Q4、前々から行きたかったレストラン。注文して楽しみに待っていると、頼んだのとはちがう料理が出てきました。あなたはどうする?

a:間違っているとは伝えずに、出てきたものを美味しくいただく…Type F
b:ちがっていると告げて、もともと食べたかったものを待つ…Type E

Q5、昔大好きだった本や漫画、あらためて接したとき、どちらが多い?

a:忘れていたところはあっても、基本的に記憶通り…Q9へ
b:自分が大好きだったシーンがなかったり、記憶とちがうところがたくさんある…Q10へ

Q6、夢の中で、すごく良いメロディが思い浮かんだのですが、朝にはすっかり忘れていました。次の晩、あなたはどうする?

a:今度は忘れないように、録音する用意をして寝る…Q7へ
b:忘れて悔しかったことさえもすぐに忘れて、何もしない…Q3へ

Q7、どちらの気遣いのほうが嬉しい?

a:言いたくないことがあるときに、知らんふりをしてくれる気遣い…Q12へ
b:迷っているときに、強引に後押ししてくれる気遣い…Q3へ

Q8、社内のスポーツ大会に全員参加の指令が。参加競技は自分で選べるとしたら、どちらを選ぶ?

a:楽しそうな競技…Type F
b:勝てそうな競技…Type E

Q9、あなたは旅行で、とても素敵な森を訪ねました。自分へのお土産に買うのはどちら?

a:森を撮影したポストカード…Q11へ
b:森の音を録音したCD…Q13へ

Q10、あなたが話しているとき、友達にはどういうふうに聞いてほしい?

a:「うん」「うん」と共感を示してほしい…Q6へ
b:本音をビシバシ言ってほしい…Q9へ

Q11、親戚夫婦が海外に赴任することになり、留守番を兼ねて素敵なお宅にタダで住まわせてもらえることに。引っ越しのときに、「他の部屋は自由に使っていいけど、この部屋だけは決して開けないでね」と言われた部屋があります。さて、あなたは?

a:もちろん開けない…Q15へ
b:もちろん開ける…Q16へ

Q12、雑貨屋を友達と共同経営をすることに。物件を探していたところ、立地、広さ、家賃など同じ条件で2つの物件があったとしたら、どちらに決める?

a:築年数は古いけど、改装自由な物件…Type D
b:新しくて素敵だけど、よくある雰囲気の物件…Type C

Q13、もしもタイムマシンがあったとしたら?

a:過去に行って、昔の自分にアドバイスしたい…Q11へ
b:未来に行って、将来の自分を確認したい…Q14へ

Q14、ケアレスミスを上司に指摘されたのに、また繰り返してしまったとき、どう思いそう?

a:「次こそは同じミスはしない」と心に誓う…Type C
b:「私ってなんてダメな人間なんだろう」と、とことん落ち込む…Type D

Q15、元彼からどう思われていたら、嫌?

a:付き合わなければよかったと後悔されている…Type A
b:良い思い出も悪い思い出も、あまり記憶にない…Type B

Q16、友達グループで待ち合わせをすると、一人必ず大幅に遅れてくる人がいます。その人に対して、あなたはどう接する?

a:なぜ遅れるのか理由を聞いて、アドバイスをする…Type A
b:その子にだけ早めの待ち合わせの時間を伝えることを、グループで共有する…Type B

あなたの強みと、問題解決力のタイプはこちら!

Type Aの強みは…真面目力

完璧を目指す、合理主義者。
あなたの強みは、その真面目さ。いつでも物事に正面から向き合い、誰も見ていなくても手抜きをすることがありません。それは、あなたが自分の人生を完璧なものにしたいという強い思いを持っているから。また、正義感の強いあなたは、社会問題への関心も高く、この社会を今より良くしたいという願いも持っているはず。そういった知識を身につけたり、募金やボランティアといった活動にも肯定的でしょう。合理的な思考の持ち主なうえ、自制心もあるので、何事も完璧にこなしますが、ただ、その完璧さを自分だけでなく人にも同じように求めてしまうところもあるのでは。そのため、自分と同じくらい頑張っていない人を見ると、イライラしてしまうことも。もともと自分に厳しいうえに、他人のことにまで神経をとがらせてしまうと、心の休まる暇がありません。自分や他人の欠点を許すことができるようになれば、あなたの魅力はさらに輝くことでしょう。

そんなあなたの問題解決力は…“能率”重視の賢明な提案で新しい風を吹かせる。
問題が起こったとき、あなたに向いているのは「合理的解決」。例えば、能率が良くないやり方なのに、みんなが「今までこれでやってきたから」と古いやり方にこだわって変えようとしないときに、あなたなら合理的な提案をすることができます。ただし、この「合理的解決」をとろうとしても、新しいやり方をすぐには受け入れられない人も少なくないはず。そういった人たちを否定して切り捨てずに、根気よく変えていく必要があります。

Type Bの強みは…フッ軽(かる)力

好奇心たっぷりに、興味へ一直線!
フットワークの軽さがあなたの強み。つねにアンテナを張りめぐらせていて、面白いと思ったことにはすぐにアクセスするスピード感が抜群。また、興味のあることが複数だった場合に、どれかひとつを選ぶのではなく、同時にたくさんのことをやろうとします。そのため、「やりたいと思ったけれど、結局やらなかった」ということが他の人よりも少ないでしょう。そして「あのときやっておけばよかった」という後悔も少ないはず。ただし、いったん飽きるとあっさり手を引いてしまうため「あのときやめずに続けていれば、今頃モノになっていたかも」という後悔はあるかもしれません。また「なんでもそこそこできるけれど、ひとつの物事に精通していない」というコンプレックスを抱えてしまうことも。そうならないためには、前ほど興味がなくなったとしても、視点を変えて、また面白さを見出すようにしてみましょう。好奇心旺盛なあなたならできるはず。

そんなあなたの問題解決力は…興味のアンテナを生かしたユニークな選択肢を創出。
問題が起こったとき、あなたに向いているのは「企画的解決」。いつも焼き直しのような案ばかりで、新しいアイデアが出なくなったときや、「これがベストの方法」とみんなが思い込んでいるようなとき、面白いことをたくさん知っているあなたの企画力が生きてきます。アイデアが突飛すぎてボツになることもあるかもしれませんが、めげずにどんどん提案できる楽観性も情報量もあるので、いずれぴったりのアイデアを出せるはず。

Type Cの強みは…決断力

勇気と一貫性が慕われるリーダー気質。
あなたの強みは、強い決断力。自分に自信があり、迷いがないので、難しい物事でも即決即断する勇気があります。また、人の顔色を見て自分の意見を変えることがないあなたは、言動に一貫性があり、何事も人に頼らず自分でやろうとする自律性と、行動力の持ち主でもあります。そのため、あなたを慕ってついてくる人も多いでしょう。ただし、単刀直入でお世辞も忖度もないので、なかには、厳しくて近寄りがたいと感じている人もいるかもしれません。押しが強く、議論を好むところも、そういう印象を強く持たれる原因のひとつになっています。しかし実際には、面倒見が良く、人を育てることにも興味があるので、人の上に立つまとめ役に向いています。あなたを慕ってくる人はもちろん、ちょっと怖いと尻込みしている人でさえ、あなたの裏表のない性格は信頼しているので、強烈すぎる言葉遣いさえ避けるようにすれば、人間関係も八方丸く収まるはず。

そんなあなたの問題解決力は…みんなをまとめ上げ、率いる力で、方向性を示して周りを先導。
問題が起こったとき、あなたに向いているのは「監督的解決」。例えば、大勢の人が集まっていて、みんなの意見がまとまらなかったり、参加意欲がある人もいればない人もいてバラバラなときに、あなたが舵をとることで、みんなが同じ方向を向いて進んでいくことができるでしょう。ただし、あなたがひとりで進路を決めるのではなく、その前に、みんなで十分に意見の交換ができていることが大切。そのほうがさらに信頼も高まります。

Type Dの強みは…感性力

豊かな感受性の持ち主でアウトプットも唯一無二。
感性が豊かなあなたは、自分が感じたイメージをストレートに表現できる人。自分の個性を生かした、何かしらの創作活動を行うことが好きで、そういった時間がないと耐えられないと感じるはず。美意識が高いので、みんなと同じようになる流行のものなどは、むしろ避けようとし、自分の触れるもの、目にするものすべてに遊び心や美しさを求め、そんな個性的な自分に誇りを持っています。しかし同時に、みんなが持っている「何か」が自分には欠けているという喪失感を抱くこともあるのでは。気の合う友人とだけ親密に付き合い、そういった友人たちに「理解されている」と感じるときは深い幸せを感じますが、誤解されたときは「拒絶された」ように思い、相手をつい避けてしまう傾向があります。相手がどういうつもりで言ったか冷静に考えたり、もし本当に誤解されたのであれば、逆に相手に歩み寄ろうとしてみると、日々のストレスも減ること間違いなし。

そんなあなたの問題解決力は…自分が信じる感覚と直感が、周囲をあっと驚かせる。
問題が起こったとき、あなたに向いているのは「美的解決」。みんなが理屈やマーケティングの結果を重視して物事を進めようとしているとき、あなたはそれとは違う直感で判断し、みんなが「それがベストだ」と思えるような提案をすることができます。友達が買い物で散々迷っているときに、パッとその人に一番似合うものを探し当てて、瞬時に納得させることもできるでしょう。納得しない人がいても、自分の感覚に自信を失わないで。

Type Eの強みは…分析力

根気強いリサーチと客観的視点から分析。
分析力が冴えわたるあなた。疑問に思ったことはネット検索などでパッと済ませることなく、本を読んだり、人に聞いたりして、自分が納得いくまで調べたいほう。自分の関心のあることには何時間でも集中できるし、途中で飽きてしまうことがないので、専門知識を身につけることができる人です。また、そうやって得た知識から、目の前の出来事を分析し、現実に即した判断ができます。情報から何かを読み取ることが得意。同じ情報を見ても、他の人には気づけないことに気づけます。しかも、自分の知識や分析を過信することがありません。「わかったような気になってしまうこと」をとても恐れるがため、人前で自分の見解を披露するときも慎重です。正確を期すため断定を避けるので、歯切れの悪い印象を与えることもあり、あなたの長所は周りに伝わりにくい傾向が。しかし、それはあなたにとっても、周りにとっても大きな損失。自分は役に立つという自信を。

そんなあなたの問題解決力は…今までに身につけた知識で求められた答えを瞬時に察知。
問題が起こったとき、あなたに向いているのは「知見的解決」。みんなが知識不足で困っているときに、知識を活用するのが上手なあなたが助け舟を出すことで、解決に向かうケースが多いでしょう。例えば、友達が恋愛問題で悩んでいるときに、一般的な知識から心理学的なテクニックまで、参考になる話ができます。知識の範囲外だったりしても、俯瞰して物事を見られるので、意外な視点でズバリ核心をつく指摘ができます。

Type : Fの強みは…社交力

共感で周囲を巻き込む、根っからの“人好き”。
愛想が良く、人の話を熱心に聞くあなたは、社交力が強み。初対面から人に好かれます。またそれは単なる表面的なものでなく、基本的に人が好きで、人を疑わず、アドバイスをされたら素直に実行してしまうほど。自分と一緒に過ごす人には心から喜んでもらいたいという気持ちが強く、自分の意見を主張するよりも、人の意見を尊重します。例えば、恋人が「こってりしたものが食べたい」と言って、そのとき自分はあっさりしたものしか食べたくなかったとしても「いいね。そうしよう」と言ってしまうことがあるでしょう。しかも、共感する能力も高いので、相手が美味しそうにしていると、それで嬉しくなって、自分ももともとそれが食べたかったような気になってしまいます。とはいえ、そこまで自分を抑えすぎる必要はありません。あなたが多少自己主張したところで、周りは不愉快に感じるどころか、むしろ本音を言ってくれたと喜び、聞き入れてくれるはず。

そんなあなたの問題解決力は…相手の気持ちをよく理解し、メリットとデメリットを提示。
問題が起ったとき、あなたに向いているのは「営業的解決」。例えば相手と交渉するときに、メリットだけでなくあえてデメリットも伝える両面提示をすることで、「この人は信用できる」と信頼を得て、そこからさらに「この人の薦めるものならば、間違いない」と思わせることができる交渉上手です。あなたの場合、テクニックだけでなく、言葉に嘘がないので、信頼されるのです。交渉が不成立に終わった場合でさえ、信頼は得られます。

津田秀樹さん 心理テスト研究家。精神科医・西村鋭介氏との共著『精神科医や心理カウンセラーも使っている 傷つかない&傷つけない会話術』(小社刊)など著書多数。

※『anan』2022年2月2日号より。テスト作成・津田秀樹 イラスト・宮下 和

(by anan編集部)