家電を使っておいしく、手軽にホームカフェタイムを楽しんでみるのはいかが。

家で過ごす時間を充実させたいという人が多い今、キッチンまわりのカフェ家電には“高性能”が求められる傾向にあるという。

「コロナ禍当初は簡易的なカフェ家電が人気でしたが、それが長引くにつれて『家でも専門店レベルのコーヒーが飲みたい』といった本格志向への需要が高まっている印象です。それにともない、例えばコーヒーならプロのハンドドリップを再現するような商品に注目が集まっています」(家電ライター・田中真紀子さん)

「おいしいコーヒーも、お茶も飲みたい。カフェごはんを作ってSNSに上げたい、などおうち時間でいろいろやりたいことはあるものの、キッチンのスペースは限られているという声も聞きます。そのためコンパクトで多機能な商品を求める方も多いようです」(二子玉川 蔦屋家電・石田佳子さん)

そんな願いを叶えるカフェ家電を田中さんと石田さんが紹介。

「家電を使うと、コツいらずでおいしい飲み物や食べ物が作れるのが魅力。ほったらかしでOKのものも多く、その間にほかのことでまたおうち時間を充実させることができますからね」(田中さん)

COFFEE

よりおいしく淹れるためのテクノロジーがますます進化。
カフェ家電の中でもこだわりたい人が多いジャンルといえば、コーヒー関連のもの。求められる条件は、専門店レベルの味。抽出の際の温度を細やかに調整してくれるコーヒーメーカーや、ハンドドリップのしやすさに特化したケトル、豆の香りや味を引き出すための工夫が凝らされたグラインダーなど、高度なテクノロジーが凝縮。

バルミューダ「BALMUDA The Brew」

おいしさを引き出す独自技術が満載。
洗練されたデザインと、理想的な一杯を実現するための革新的な技術を併せ持ったコーヒーメーカー。「0.2ml単位の正確なドリップや、工程ごとにお湯を再煮沸するなどの細やかな抽出法で、力強くクリアな味わいに。レギュラーなど3つのモードあり」(石田さん)。¥59,400(バルミューダ TEL:0120・686・717)

Toffy「全自動ミル付カスタムドリップコーヒーメーカー K‐CM9」

挽きたての豆で自分好みの一杯を。
ミル付きで、挽きたての豆から抽出までを全自動で完了。抽出完了時間が設定できるタイマー機能は、忙しい朝にも便利。「抽出温度は『LOW』『HI』『アイスコーヒー(保温機能なし)』の3種類。味わいも調節できるなど、自分好みにカスタマイズOK」(田中さん)。¥29,700(ラドンナ )

ビタントニオ「温調ドリップケトル ACTY II VEK‐20‐K」

全ての機能をハンドドリップに特化。
トップバリスタ監修のもと、細口ノズルやハンドルの角度などドリップに最適なケトルを設計。「50〜100°Cまで1°C刻みで温度設定が可能。ケトルを電源プレートに戻すと設定温度に再加熱できるなど、味を左右する温度調節機能も細やか」(石田さん)。¥14,850(ゼリックコーポレーション TEL:03・3844・8184)

デロンギ「マグニフィカS 全自動コーヒーマシン ECAM23120WN」

エスプレッソやカフェラテも!
豆を挽くところから抽出、内部洗浄まで全自動。「レギュラーコーヒーのほか、エスプレッソメニューもあり。コーヒーを押し固めるタンピングが自動で最適な圧にできるので、コツいらずで本格的な味に。ミルクフォームも作れます」(田中さん)。オープン価格(デロンギ・ジャパン TEL:0120・804・280)

コレス「コーングラインダー C330」

低速回転&均質な粒度が秀逸。
コーヒー豆の劣化につながる摩擦熱が発生しないように低速回転で挽けるコーン式のグラインダー。「すり潰すように粉砕するため、粉がやわらかくドリップに最適な状態に。適切な濃度で抽出するうえで必須の、豆の粒度の均質さにも定評あり」(田中さん)。¥22,000(大石アンドアソシエイツ TEL:0120・520・227)

田中真紀子さん 家電ライター。All Aboutガイド。最新家電情報をいち早く入手し、雑誌やウェブで紹介。自宅には常時200以上の家電が並び、実際に使用しながら特性や使い勝手を提案している。

石田佳子さん 二子玉川 蔦屋家電で食コンシェルジュとして店舗に立つ。2015年、二子玉川 蔦屋家電オープン時より調理家電を使ったイベントを担当。とにかく食べることが大好きとのこと。

※『anan』2022年6月8日号より。写真・芹澤信次 スタイリスト・荻野玲子 料理作製・田村つぼみ 取材、文・保手濱奈美

(by anan編集部)