ゴールデンウィーク明けの今、一年で一番心が疲れやすい時ではないでしょうか。そんな時は気分転換が大切! 心理テストであなたにあったリフレッシュ法を診断しましょう。自律神経研究の第一人者によるパフォーマンスを上げる休憩方法も併せて紹介します。

あなたにあったリフレッシュ方法がわかる

気分転換することは大切とわかっていても、その方法はさまざま。人気占い師、心理テストクリエイターの脇田尚揮さんによる心理テストで、あなたにピッタリなリフレッシュ方法を診断しましょう!

Q.次のキウイの中で、あなたが一番食べたいと思うものはどれですか?

A:左上のキウイ
B:右上のキウイ
C:左下のキウイ
D:右下のキウイ

あなたはどれを選びましたか? さっそく結果を見てみましょう。

A:「左上のキウイ」を選んだあなた……一人カラオケを楽しむ

あなたはどんなことに対しても常に一生懸命なタイプ。そのため、少しでも上手くいかないことがあると、ついストレスを抱えてしまいがち。そんなあなたにおすすめのリフレッシュ方法は、一人カラオケを楽しむこと。カラオケで人目を気にせずに大きな声で好きな歌を歌えば、自然と気持ちがスッキリするはずですよ。

B:「右上のキウイ」を選んだあなた……おいしいものを食べる

あなたはストレスとはあまり縁のない生活を送っているようです。というのも、あまり過ぎたことをクヨクヨと悩まない性格だからなのかも。でも、ときにはストレスを抱えることもあるでしょう。そんなときは、おいしいものを食べて気持ちをリフレッシュさせると良さそう。

C:「左下のキウイ」を選んだあなた……絶叫系のアミューズメントを満喫

あなたは割とストレスを上手くコントロールできる器用なタイプと言えそうです。溜まったストレスを自分なりに解消する方法をすでに身につけているのかもしれません。そんなあなたにおすすめのリフレッシュ方法は、絶叫系のアミューズメントを満喫すること。 刺激的な非日常体験が、あなたを幸福感で満たしてくれそう。

D:「右下のキウイ」を選んだあなた……恋人とデートをしたり、恋愛映画や小説に触れる

あなたは我慢強い性格なのでストレスが溜まっていても、なかなかそのことに自分では気づけないかもしれません。そんなときは恋人とデートをしたり、恋愛映画や小説に触れたりすると良さそう。そうすれば心の中のピュアな部分が潤い、メンタルも自然と整っていくでしょう。

脇田尚揮/占い・心理テストクリエーター株式会社ヒューマン・ライフ出版代表取締役社長、企業占術鑑定士、大学講師、秀心寺住職。会社との顧問契約による“星暦術”による鑑定を業とする。取締役7社・顧問先23社担当、経営・占術資格50種保有。TV等メディアでも活躍中、代表書籍は『生まれた日はすべてを知っている』。

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※ 文・脇田尚揮
※ 2022年5月12日配信


仕事のパフォーマンスを上げる賢い休憩法

自律神経研究の第一人者として知られる順天堂大学医学部教授の小林弘幸先生に、休憩時間を賢く使い、仕事中の疲れを効率的に癒すアイデアを教えてもらいました。

小林先生 休息は、働き終わった後に取るものというイメージが強いですが、癒しにフォーカスすると、1時間にブロック分けし、45分仕事+15分休憩とこまめに休憩を挟むのがおすすめです。というのも、癒しはONとOFFの切り替えがハッキリあるほど、より感じられるものなのです。また、人は集中して取り組み、充実感や達成感を味わうことができると、呼吸が深くゆったりし、自律神経も整っていきます。しかし、人間の集中力はそう長く続きません。達成感を味わうためにも、ダラダラ無為に続けず、仕事をする集中モードは45分を目安に区切りましょう。

15分あれば簡単にできる癒しの方法をピックアップして紹介します。

休憩中はできるだけスマホは遠くに置く。

つい、小休憩ごとにSNSチェックや、ネットサーフィンをしたりしがち。スマホ依存がひどくなると、トイレに行く時も手放せなくなる。
小林先生 スマホから得られる情報には“負の刺激”が少なくないため、脳が休まりません。デジタルを使うONの45分とOFFの15分を上手に切り替えるには、デジタルの世界から離れるのが近道です。

「あいうえお」体操で表情筋を動かす。

小林先生 “あいうえお”に合わせて、口だけではなく目や眉毛、頬、おでこも上下左右に思い切り動かしてみてください。こわばった表情筋が緩んでいくのが感じられ、頭もスッキリして、癒しも感じられると思います。口を閉じたまま、舌で歯茎をぐるぐるなぞる運動もいいですね。

階段の上り下りやスクワットで体を動かす。

仕事タイムはデスクの前で座りっぱなしで、体がなまってしまう。
小林先生 活動があるからこそ感じられるのが癒し。オフィスの階段を上り下りしたり、テレワークなら、スクワットを10回ほど行ったり、15分のブレイクタイムのひとつに、体を動かす時間を組み込みましょう。PC作業で凝った肩や首のストレッチもおすすめです。

小林弘幸先生 順天堂大学医学部教授、日本スポーツ協会公認スポーツドクター。国内で初の便秘外来を開設。自律神経研究の第一人者としても知られる。『美人になる自律神経レッスン』(PHP研究所)ほか著書多数。

※ 『anan』2022年9月14日号より。イラスト・YOUI 取材、文・小泉咲子(by anan編集部)
※ 2022年9月10日配信


心もカラダもリフレッシュしよう!

ストレスは多かれ少なかれ誰もが抱えるものです。心理テストの結果等を参考に、自分にあったリフレッシュ方法を見つけて、上手に気分転換していきましょう!

まとめ構成・小田原みみ