JR線代々木駅西口改札の目の前、鉄板でビーフパティをジュージュー焼き上げる音と匂いが目印。1階はキッチン、3階に9席のイートインスペースがある、客足が途切れることがない、人気のハンバーガーショップだ。

「初めてアルバイトをしたのはハンバーガーのお店でした。20代半ばまでは、大好きな食べ物を聞かれたら、真っ先にハンバーガーと答えていたほど、実は好き。こちらのお店は、カジュアルな雰囲気ながら、とことんハンドメイドにこだわっています。パンも毎日お店で焼いているんですよ。丸いバンズもありますが、サクサク、ふっかり食感の食パンが好み」

US牛の赤身と和牛脂をブレンドした、つなぎを一切使わないビーフ100%のパティが自家製なのはもちろん、粉から生地を練って店内のオーブンでパンも焼く。さらに、豆乳と塩糀がベースのオリジナルマヨネーズやケチャップといった調味料、ピクルスも手作りだ。

「パンもパティも素材それぞれをきちんと味わえて、おつまみ感覚でサラッと食べられるのがいい。合わせるのは、もちろん生ビール! 注文後に揚げてくれるフライドポテトも頼めば完璧ですね。明るい時間にふらりと立ち寄り、ほろ酔い気分で過ごせるのでおすすめです。もう一杯飲みたいところだけど、スマートに帰ります!」

アボカドバーガー¥690(チーズ1枚追加¥70、トマト追加¥100)、ポテト+ドリンクセット¥390(生ビールは+¥150)。「トッピングはチーズは絶対で、あとはアボカドを選ぶことが多いですね。食べづらくはなるけど、ちょっと体にいいものを、と思って(笑)」

JB’s TOKYO 東京都渋谷区代々木1‐33‐3 TEL:03・6300・0913 11:00〜22:00 無休 イートインスペースは3階、9席のみ。

うが・なつみ お酒をこよなく愛するアナウンサー。自身初のエッセイ本『じゆうがたび』(幻冬舎)が発売中。

※『anan』2023年5月24日号より。写真・清水奈緒 取材、文・池田祐美子

(by anan編集部)