フランス在住のカメラマン、松永学さんによる、フランスの猫さま紹介! 第139回目はシャルトリューのリオ(Rio)さまの登場です。

規則正しい毎日を過ごす猫さまの物語

【フレンチ猫さま】vol.139
猫さまの話をもっと聞かせて! 
リオさまは3歳の男性猫さまです。




リオさまが語ります。
僕はフランス南西部の郊外で、庭付き160平米の家に住んでいます。



毎日規則正しい生活をしています。

午前6時 : 朝食と庭での短い散歩
午前8時〜12時 : シエスタ
12時 : 昼食
午後1時〜6時 : 天気が良ければ庭、そうでなければソファでシエスタ
午後6時〜8時 : 家族と遊ぶ
午後9時 : 夕食、テレビの前とベッドでハグ。



僕の好物はここの家族が食べるローストチキンとローストポーク(ポテト付き)! 特別なお菓子はありませんが、僕はここの子どもたちから食事を少しだけもらう簡単な方法を知っています。食いしん坊で何でも食べます。



赤いレーザーポインターを追いかけるのが大好きです。甘える時にはゴロゴロと引き換えにハグを要求します。




飼い主から見たリオさまとは。
私にとってリオは4匹目の猫です。状況が許すかぎり、私はいつも猫を飼っていました。家猫で子どもに慣れている猫を探していて、自宅からそう遠くない家でリオに直接会いました。リオはその家で生まれました。その家族は、プロのブリーダーではなく、両親の系統を永続させていました。



リオの兄弟姉妹は、すでに他の家庭に迎え入れられていたためおらず、1匹の兄弟は母親と一緒に暮らしていました。生後4か月のリオを我が家に迎えました。リオは伝統的なカリカリ(できればシリアルなし)とパテを1日1回ずつ食べます。地元のフランス製で、責任あるブランドのものを購入するようにしています。



リオは落ち着いていて、とても人懐っこいです 。彼は私たちの仕事を手伝ってくれます。ガーデニング、料理のときもいつも一緒です。リオは外に出ても近所の他の猫と決してけんかをしません。子どもたちと庭で遊ぶ姿はいかに人生が素晴らしいかを教えてくれます。彼は抱擁と愛撫が大好きです。そして、家族の一員であり、在宅勤務を含め毎日の多くの活動で私と一緒に過ごします。時たま頑固な面を見せますが、私の人生に大きな存在感を与えてくれています。


ーーリオさまは大きな家と広い庭で、ストレスのない生活を楽しんでいます。家族のやっていることがいつでもとても気になって後を追います。この家族の中では末っ子でアイドル的な存在のようです。そろそろ狩りの季節ですね。収穫は何か気になります。


取材、文・松永学

取材、文・Manabu Matsunaga