家人は布が好き。今日でわたしの連載が終了なので、わたしにとっても幸せな気分にしてくれる布をお礼に紹介するわ。伝統の沖縄織物たち。中央の紺色の帯は、ミンサーといって五つ玉と四つ玉の絣文様で、「いつ(五)の世(四)も末永く仲良く」という想いが込められていて素敵でしょ。
わたしが横になっているのは100年前のカンボジアの絣織物。カンボジア内線をくぐり抜け、糸を手で括った手織りの布。人間の手技って凄いと思う。絵絣の象さんの布を見ていると、いつか象さんに会ってみたいと思うの。
玄関の靴箱の上が、長い留守番をする時の家人を待つ場所。ここは乗ってはいけないと言われているけど、お出迎えがすぐにできるのでここが良いの。インドネシア スンバ島からやって来た布は、サソリや鳥などの文様でとても賑やかなので一人でも寂しくはないわ。
とても鮮やかで大きな文様は、砂漠で遠くからも見えるようにと継承されてきた中央アジア・ウズベキスタンの布。旅に出たことはないけど、いろんな布にゴロゴロしていたら、その土地の空気やにおいが伝わって行った気分になれて楽しい。 ところで、横の小さいのは? わたしの抜け毛でつくった「ミニぐりのさん」ですって……。ぜひ一緒に旅行しましょうよ。
とても鮮やかで大きな文様は、砂漠で遠くからも見えるようにと継承されてきた中央アジア・ウズベキスタンの布。旅に出たことはないけど、いろんな布にゴロゴロしていたら、その土地の空気やにおいが伝わって行った気分になれて楽しい。 ところで、横の小さいのは? わたしの抜け毛でつくった「ミニぐりのさん」ですって……。ぜひ一緒に旅行しましょうよ。
ゴロゴロしていたと思ううちに、もうすぐお別れです。わたしに会いにきてくださった皆様! お気に入りのインドのブロックプリントからお礼を申し上げますわ。楽しかった日々に感謝感謝です。ではまたね、そしてありがとう。

ぐりのさん ぐりのさん

2014年、東京生まれ。栗のような白い形の鼻だから、飼い主さんから「ぐりのさん」という名前をもらったの。「ぐりのさん」の「さん」までが名前です。呼ばれるとちゃんとお返事もするのよ(たまにね)。白いソックスもちゃんと履いてるわ、だって女の子だもの。保護猫会からおうちに来て、家人を癒やすために日々ゴロゴロするのがお仕事。だから、ぽっちゃりしてしまって大変。一緒にゴロゴロしてぼ〜っとしましょう。本誌2022年4月号にて、わたなべとしふみさんによるぐりのさんの紹介イラストを掲載しています。