2022年8月8日に発売した「」。手軽に作ることができるレシピの数々の中から、「みんな大好き! たまご料理のレシピブック」の一部を紹介。日常の食卓に欠かせない、栄養価が高くて安価なたまご。そんなたまごの基本料理を「服部栄養専門学校」の大野文彦先生に教えてもらいました。

基本のたまご料理 04
Rolled Egg たまご焼き

冷めてもおいしい、お弁当にも便利な日本料理。

フランス料理の基本がオムレツなら、和食の基本はたまご焼き。たまごを泡立てず切るように、さらりとするまで溶きほぐす。「ここでたまごを漉すというところもありますが、もっちり感が出なくなるので私はお勧めしません」。油をひいて熱した玉子焼き器にたまご液3分の1量を入れて薄く焼き、半熟になったら奥側から手前に巻く。巻き終わったら奥に戻し、手前側に油をひいて残り3分の1を入れ、半熟になったらまた奥から巻く。残りも同様に繰り返し、表面に少し色がついたら取り出して巻きすで形を整える。「水分が多いので火加減は弱火で」

Rolled Egg with Shiitake, Ham, Mitsuba
具入りたまご焼き

たまご3個に椎茸1個、ハム2枚、三つ葉1/2束を刻んで入れる。

たまご焼きの具はなんでもいいが、椎茸、ハム、三つ葉が黄金トリオ。溶きたまごに具材を入れてたまご焼きと同様に焼く。巻きすに巻く際はだし巻きとは逆の平らになっている面で巻いて四角く整える。盛り付けは奇数にするのが和食の基本。

Japanese-Style Rolled Egg だし巻きたまご

縁起のいい小判型にするのは、見立ての考え。大根おろしを添えて。

上品な甘さのだし巻きたまごは焼き色をつけずに仕上げる。たまご3個に薄口醤油小さじ1、だし大さじ3、砂糖大さじ2を加えて混ぜ合わせ、たまご焼きと同様に焼く。出来上がったら巻きすの断面が半円のほうで巻いて小判型にする。

 

先生 大野文彦 Fumihiko Ohno  「服部栄養専門学校」西洋料理次席教授

 

photo : Sachie Abiko edit & text : Wakako Miyake