8月2日、東京国際フォーラムで『Netflixアニメスレート 2017』が全3部構成で行われた。本イベントの総合司会を務めたのはニッポン放送の吉田尚記アナウンサー。オンラインストリーミングサービス「Netflix」で配信中・今後配信予定となっているアニメの発表やゲストを交えたトークイベントが催された。

第1部が始まるとNetFlixチーフプロダクトオフィサーであるグレッグ・ピーターズが登壇し、Netflixのサービス説明を行った。現在、日本の視聴者の半数以上、かつ全てのマーケットでアニメが視聴。加えて、Netflixのアニメ視聴の9割以上が日本以外で視聴されており、アニメ需要は世界規模で拡大しているそう。その需要に応えるため、今後もアニメ会社との提携、Netflixオリジナルアニメの制作などを行っていく予定という。また、サービス面においても音響・映像の質の向上なども随時行っていく方針であることを発表した。

そして、現在シーズン1が配信され、来年にはシーズン2の配信を控えているアニメ「悪魔城ドラキュラ-キャッスルヴァニア-」のエグゼクティブプロデューサーのアディ・シャンカル、日本語吹き替え版でトレバー・ベルモントを演じた置鮎龍太郎が登場し、トークセッションが行われた。司会から置鮎にファンの反応について質問されると「世界中のファンから反応がある」と、190ヵ国以上で配信されるNetflixならではの手ごたえを感じたという。

続いて、第2部では壇上に人気キャラクターのリラックマが登場。今後、Netflixにて「リラックマ シリーズ(仮)」が配信されることが発表された。その後、現在配信中のアニメ「リトルウィッチアカデミア」「CYBORG009 CALL OF JUSTICE」「賭ケグルイ」「Fate/Apocrypha」「ヴォルトロン」を紹介。そして、今後配信予定のアニメとして「クジラの子らは砂上に歌う」「GODZILLA 怪獣惑星」が予告映像と共に紹介された。さらに、アニメ・マンガの実写化作品として「僕だけがいない街」「炎の転校生 REBORN」「DEATH NOTE」の配信予定を発表。

第2部の最後には、日米共同制作アニメ「キャノン・バスターズ」についての情報が初公開された。壇上にはアニメ制作を手掛けるプロデューサーのラション・トーマス、アニメーションプロデューサーを務める金子文雄が登場。作中に登場するキャラクター・メカの設定資料をスクリーンに映し、2人が作品の世界観やキャラ設定などについて説明した。日本のアニメクリエイターについてラションは「アメリカのアニメは6〜11歳くらいの子供向けのもの。日本のアニメは色々なジャンルがあり、様々な解釈ができるものが多く、うらやましく思っていた。今回は日本のクリエイターと作品を手掛けることができて嬉しい」と喜びを語り、第2部は終了。

最後の第3部ではゲストMCとして女優・声優の福原遥が登場し、今後配信予定となる作品を紹介した。本イベントで情報解禁となったのは「バキ」「Knight of the Zodeac 聖闘士」「LOST SONG」「A.I.C.O.-Incarnation-」の4作品。さらに2018年春に全世界配信予定の「B : the Beginning」のティザービジュアルが公開された。

そして、本イベントの最後を飾ったのは2018年初春に全世界配信される「DEVILMAN crybaby」の監督・湯浅政明、不動明役・内山昂輝、飛鳥了役・村瀬歩によるトークセッション。現在の制作状況について聞かれると湯浅監督は「順調も順調。アフレコは最終話近くまで進んでいる」とのこと。作品について、内山は「台本を見るたびにあまりにもハードコアで『え、これいいの?』って、びっくりしています」と語り、村瀬は「越えちゃいけないラインを平気で越えちゃってるような感じ」とテレビアニメと一味違った演出に驚きながらも楽しんでアフレコ収録に臨んでいる様子だ。

最後に第1部から第3部までに登場したゲストが再度登壇。ゲスト全員による「Let’s Netflix!」の掛け声とともにイベントは幕を閉じた。