2020年は新型コロナウイルスの影響で映画業界も苦境に立たされた年。そんな中、10月から公開された『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』が興行収入300億円を突破し、アニメ映画が明るい話題をもたらしました。

9月から公開されている『劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン』も興行収入20億円超えを記録。度重なる延期を乗り越えて上映された作品の数々が、多くのアニメファンの心をとらえています。

アニメ!アニメ!では年末恒例のアニメ総選挙を実施。
「一番好きな劇場アニメは?」と題したアンケートには、12月2日から12月13日までの期間中に、昨年を大きく上回る1,768票もの回答が寄せられました。
男女比は男性40.8%、女性59.2%と女性がやや多め。年齢層は19歳までが23.9%、20〜24歳が20.1%、25〜29歳が15%を占めました。

これぞ京都アニメーションの本気! 待望の劇場版が1位に
第1位


1位に輝いたのは『劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン』。支持率は約25%です。

TVシリーズの続編であり、完結編でもある劇場版。主人公、ヴァイオレット・エヴァーガーデンの生涯が、没入感のある美しい映像とともに描かれました。
とくに作画は高く評価され「京アニさんありがとう」と感謝する声も多く寄せられています。

「とにかく感動! 初めから泣きっぱなしで涙が止まりませんでした」、「本編開始早々にあちこちからすすり泣きが聞こえ、私ももれなく号泣しました」など、涙なしには見られない本作。


「初めは感情のひとつすら知らなかったのに、1人の男性の為にこんなに必死になれるなんて、愛というものは本当に素晴らしいものだと思いました」と、ヴァイオレットの成長に胸が熱くなるファンもいました。

作中で重要な役割を果たした手紙にも注目が集まり、「たまには家族、友人に手紙を書いてみようと思いました」、「SNSが普及している時代だからこそ手紙の大切さに気づける!」などのコメントも寄せられています。

第2位


2位は『劇場版「Fate/stay night [Heaven's Feel]」III.spring song』。支持率は約14.8%です。

全3部作でつづられたシリーズの最終章。当初は桜の季節に合わせ春に公開される予定でしたが、新型コロナウイルスの影響で延期になり、8月にようやく封切られました。

「美麗な映像、大迫力の戦闘シーン、精細かつ精彩に描かれたキャラクターの心理、その全てが素晴らしいものでした」と期待を上回る映像や音楽、演技などが高評価。「終演後は余韻でしばらく席から立つことが出来ませんでした」と、観客を圧倒するほどの作品となりました。


「15年以上経っても色褪せないストーリーだけでなく、更に魅力的な演出が最高でした」と、原作ファンも納得のクオリティーです。

第3位


3位は『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』。支持率は約12.6%です。
公開初日から異例の上映回数を重ねており、劇場のスケジュールが「まるで時刻表」だと話題になりました。

「映像、音楽、声優さんの演技、どれも素晴らしくて鑑賞中は『鬼滅の刃』の世界に全集中できたから」、「キャラクターの心情描写や発する言葉のひとつひとつをすごく大切にしているところが大好きです」などのコメントが寄せられています。


マンガを先に読んでいたファンも「結末が分かっていてもボロ泣きでした……」、「原作を忠実に再現してくれ、かつアニメならではの表現を追加してくれている」と太鼓判。
「20回近く観てますが毎回毎回泣いてしまいます」など、何度も映画館で見たいと思える作品です。

そのほかのコメントを紹介!


『羅小黒戦記(ロシャオヘイセンキ)ぼくが選ぶ未来』は4位にランクインしています。
2019年に中国語版が上映され、キャラクターやストーリーが根強い人気に。待望の日本語吹き替え版が2020年11月より公開されています。
「爽快なアクション、魅力的なキャクター、美しい舞台、何度も見たいと思わせる描写の奥行き。だいすきです」、「善悪とは何か、幸せとは何か、正解の無い問題について、幼い主人公の成長を通して観客に問いかけてくれる映画だと思います」、などのコメントが寄せられました。


日本のアニメとはまた違った動きや演出も魅力的。「中国アニメはもう、すごいクオリティーになってるとまじまじと突きつけられた感じでした」とアニメファンを驚かせています。



『魔女見習いをさがして』は『おジャ魔女どれみ』シリーズ20周年記念作品。かつて子どもだった“おジャ魔女世代”が、悩みながらも作品に支えられ一歩踏み出す物語です。
「人生の様々な選択に迷っていた時に、優しく背中を押してくれた、そんなかけがいのない作品です」、「まるで同窓会に参加したかのような懐かしい感覚になりました」など、おジャ魔女世代からの共感が数多く寄せられました。

かつての子どもたちの心に響いた作品としてもうひとつ上げたいのが『デジモンアドベンチャー LAST EVOLUTION 絆』。大人になった“選ばれし子どもたち”とパートナーデジモンの最後の戦いが描かれました。
「大人になっていく痛みを思い出させてくれる、そんな映画でした」、「今までの映画やアニメシーンのオマージュ、挿入歌などに感極まってしまった」などのコメントが寄せられています。



『劇場版「メイドインアビス」-深き魂の黎明-』は公開直前にレーティングが「R15+」に。
妥協を許さない映像表現に「美しくも残酷な世界観に可愛らしいキャラクターと容赦のない描写の数々、そこに芽生えた唯一無二の愛の形に衝撃を受け、映画館で初めて涙を流した作品です」などの声が寄せられました。


2020年は応援上映などの楽しみ方があまりできなかったものの、大好きなアニメ映画を見るために劇場に通うファンは健在。安心して作品を楽しめるようにと、映画館スタッフも万全の態勢で迎え入れてくれました。
2021年はより多くのアニメ映画を楽しむためにも、健康には気を付けて過ごしましょう!

ランキングトップ10を発表!
[2020年一番好きな劇場アニメは?]
1位 『劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン』
2位 『劇場版「Fate/stay night [Heaven's Feel]」III.spring song』
3位 『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』
4位 『羅小黒戦記(ロシャオヘイセンキ)ぼくが選ぶ未来』
5位 『魔女見習いをさがして』
6位 『劇場版 BEM 〜BECOME HUMAN〜』
7位 『劇場版「メイドインアビス」-深き魂の黎明-』
8位 『蒼穹のファフナー THE BEYOND』(第7話〜9話)
9位 『PSYCHO-PASS サイコパス 3 FIRST INSPECTOR』
10位 『映画 ギヴン』



※本アンケートは、読者の皆様の「今のアニメ作品・キャラクターへの関心・注目」にまつわる意識調査の一環です。結果に関しては、どのキャラクター・作品についても優劣を決する意図ではございません。本記事にて、新たに作品やキャラクターを知るきっかけや、さらに理解・興味を深めていただく一翼を担えれば幸いです。



ランキングトップ20を発表!
[2020年一番好きな劇場アニメは?]
1位 『劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン』
2位 『劇場版「Fate/stay night [Heaven's Feel]」III.spring song』
3位 『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』
4位 『羅小黒戦記(ロシャオヘイセンキ)ぼくが選ぶ未来』
5位 『魔女見習いをさがして』
6位 『劇場版 BEM 〜BECOME HUMAN〜』
7位 『劇場版「メイドインアビス」-深き魂の黎明-』
8位 『蒼穹のファフナー THE BEYOND』(第7話〜9話)
9位 『PSYCHO-PASS サイコパス 3 FIRST INSPECTOR』
10位 『映画 ギヴン』
11位 『劇場版「SHIROBAKO」』
12位 『KING OF PRISM ALL STARS -プリズムショー☆ベストテン-』
13位 『劇場版 ハイスクール・フリート』
14位 『「はたらく細胞!!」最強の敵、再び。体の中は“腸”大騒ぎ!』
14位 『デジモンアドベンチャー LAST EVOLUTION 絆』
16位 『世界一初恋 〜プロポーズ編〜』
17位 『STAND BY ME ドラえもん 2』
18位 『映画 プリキュアミラクルリープ みんなとの不思議な1日』
19位 『ウルフウォーカー』
19位 『映画ドラえもん のび太の新恐竜』
19位 『泣きたい私は猫をかぶる』※新型コロナウイルス感染症の状況によりNetflix配信
19位 『少女☆歌劇 レヴュースタァライト 再生産総集編 ロンド・ロンド・ロンド』

(回答期間:2020年12月2日〜12月13日)