2022年は寅年です。“トラ”にまつわる神社・仏閣は全国各地に存在しますが、奈良県にも『朝護孫子寺(ちょうごそんしじ)』というお寺があります。朝護孫子寺の所在地は、奈良県北西部にある信貴山(しぎさん)です。信貴山は標高437mの山で、名前は聖徳太子が名づけたと伝えられています。

飛鳥時代、聖徳太子が物部守屋(もののべ の もりや)討伐を祈願し、寅の年・寅の日・寅の刻に毘沙門天(びしゃもんてん)から戦いに勝つためのヒントを授り、みごと討伐に成功しました。その後の587年、聖徳太子が”信ずべき山、貴ぶべき山(信貴山)”と名付け、寺を創建したのが朝護孫子寺の始まりだそうです。

平安時代の910年になると、命蓮(みょうれん)上人が伽藍を整備して中興。さらに命蓮上人が第60代・醍醐(だいご)天皇の病を治癒すると、天皇から“朝廟安穏・守護国土・子孫長久”の祈願寺とされ、『朝護孫子寺』の勅号を賜りました。

なお、プロ野球球団・阪神タイガースの関係者が必勝祈願に訪れることでも有名なお寺です。

■3つの宿坊がある巨大寺院

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朝護孫子寺周辺には駐車場がありますが、寅年を迎える年末年始や土日の日中は混雑が予想されます。公共交通機関を利用する場合は、JRおよび近鉄『王寺駅』の北口から『信貴山門』行きの奈良交通バスに乗り、『信貴大橋』にて下車してください。また、近鉄・信貴山口駅からケーブルカーと近鉄バスを乗り継いで行く方法もあります。

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境内には千手院(せんじゅいん)、玉蔵院(ぎょくぞういん)、成福院(じょうふくいん)の
3つの塔頭寺院(宿坊)があります。

■開運バンジーにチャレンジ!?

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写真右の山が信貴山です。

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インターネットで事前予約が必要ですが、開運橋からはバンジージャンプを楽しむこともできます。関西でバンジージャンプが楽しめるのは、ここだけです。

■トラとムカデ探しに夢中!?

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参道を歩いて、まずは本堂を目指します。

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こちらは信貴山名物の『世界一福寅』。毘沙門天の使いと言えばトラです。

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写真左の建物が本堂です。

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境内のいたる所にトラがいます。

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参道を歩いて、本堂に到着です。本堂の戒壇巡りはおすすめですので、ぜひ挑戦してみてください。

※戒壇巡りの受付は午前9時〜午後5時です。

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本堂の欄間には、ムカデが彫られています。ムカデも毘沙門天の使いだそうです。

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本堂からは大和平野(奈良盆地)が一望できます。

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こちらは11月ごろに本堂から玉蔵院を撮影した写真です。信貴山は紅葉や桜の名所としても知られています。

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広い境内には様々なトラの像があります。こちらはなんと“1億円”と書かれた札束を加えたトラです。ぜひ探してみてください。

■目指せ!信貴山登頂

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境内から信貴山の山頂まで登ることができます。片道徒歩30分ほどかかるので、時間と体力に余裕のある方は、ぜひお参りください。

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信貴山の山頂付近には、信貴山城址の石碑が立っています。

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信貴山の山頂には空鉢護法堂(くうはつごほうどう)があります。

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空鉢護法堂からは、奈良県と大阪府の境にそびえる金剛山地などが見えます。

■目指せ満願!大和七福神八宝霊場

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『朝護孫子寺』は『大和七福神八宝』の一つでもあります。奈良県内にある8つの霊場を巡って福を授かりましょう。大和七福神八宝ご朱印巡りの台紙は、霊場の各寺院にて無料でもらえます。(ご朱印は一つにつき300円)

<施設詳細>
朝護孫子寺
住所:奈良県生駒郡平群町信貴山
最寄駅:JR・近鉄『王寺駅』からバス『信貴大橋』下車
電話番号:0745-72-2277
拝観時間:9:00〜16:30(閉館17:00)
拝観料:戒壇巡り 200円/霊宝館【大人】300円【小人】200円(各税込)

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