珍しく感情爆発した姿を撮影、トライを決めた内田以上に存在感を発揮した姿は…

 ラグビーのトップリーグ(TL)第4節は2日、キヤノン―パナソニック戦が東京・町田GIONスタジアムで行われ、パナソニックが51-17で開幕4連勝を飾った。昨秋のワールドカップ(W杯)日本代表のPR稲垣啓太、HO坂手淳史、SO松田力也が先発し、開始3分の坂手の退場で1人少ない状況だったが、首位を堅守。決勝トライの瞬間には、稲垣の雄叫びシーンが撮影されていた。

 稲垣がこれでもかと叫んでいた。10-10の前半35分、フィールド中央でボールを持ち出した堀江がパスをつなぎ、ボールを持った松田がスペースに走り込んで約20メートルゲイン。CTBディラン・ライリーがゴール目前で出したパスは誰にもつながらなかったが、こぼれたボールをSH内田啓介が拾ってトライを決めた。

 人差し指を突き上げる内田。その後ろで思い切り雄叫びを上げていたのが稲垣だった。内田の背中に視線を送り、大きく口を開けて喜びを爆発させている。少し手を広げ、いつも冷静な男が激しく感情を露わにした瞬間を、取材した編集部のカメラが“激写”。トライを決めた内田以上に存在感を発揮した。

 14人でほとんど80分を戦い抜いたパナソニック。稲垣は39-17の勝利が見えた後半29分までプレーし「一人少なくなってもやることは変わらない。運動量を上げたことがハマった。『1人減っても問題ないでしょ』『減ったから何?』というようなものを試合中に感じた。調子に乗っているというわけではなく、4試合やるべきことをやった」とチームの成長に手応えを感じたようだ。

 4季ぶりの優勝へ好調を維持。第5節はパナソニックが同じ4連勝中の東芝と15日に熊谷ラグビー場で激突する。(THE ANSWER編集部・浜田 洋平 / Yohei Hamada)