トップリーグ第5節、熊谷ラグビー場は満員

 ラグビーのトップリーグ(TL)第5節は15日、キヤノン―ホンダ戦が埼玉・熊谷ラグビー場で行われ、ホンダが39-24で連敗を3でストップさせた。昨秋のワールドカップ(W杯)日本代表では、ホンダはPR具智元、FBレメキロマノラヴァ、キヤノンはSO田村優が先発。第2試合では全勝対決のパナソニック―東芝戦もあり、会場には大勢のファンで満員となった。

 10位(2勝2敗)のキヤノンと、3連敗中で11位(1勝3敗)のホンダの対決。先制したのはホンダだ。前半3分、敵陣残り約20メートルでハイパントからのルーズボールを奪ったWTB尾又寛汰が、そのままインゴールまで運んでトライを決めた。コンバージョンも決めて7-0。一方、SH田中史朗が欠場したキヤノンは、19分に残り25メートルの正面から田村がペナルティゴールを入れて3-7とした。

 22分には田中に代わって先発したSH荒井康植のキックを、ホンダのNO8トマシソンゲタが敵陣残り約20メートルでチャージ。そのままボールを奪ってトライまで持って行った。コンバージョンも含めて14-3。さらに29分には、CTBショーン・トレビーが残り約20メートルでインターセプトしてトライを奪い、SOベイデン・カーが3つ目のコンバージョンを決めて21-3とリードを広げて前半を終えた。

 W杯で日本代表を支えた「具くん」こと具智元は、ホンダでも体を張って奮闘。味方のトライシーンでは、にこやかな表情で喜びを表現した。ハーフタイムには埼玉・久喜北陽高校チア部が登場。軽快な音楽とともに会場を盛り上げた。

 後半はキヤノンが反撃に出た。自陣22メートルラインのラックから左に展開し、CTBジェシー・クリエルが相手防御を2人かわして左サイドを突破。WTBマイケル・ボンドにつないでトライを奪い、田村がゴールを決めて10-21。9分にペナルティゴールで10-24とされたが、12分に途中出場のホセア・サウマキのトライと田村のコンバージョンで17-24に迫った。

 突き放したいホンダは、15分にハーフライン付近でレメキが突破すると、ボールを受けたカーがトライを奪ったかに見えた。しかし、直前のレメキのタックルが危険とみなされて取り消しに。それでも20分にFLポール・スクーマンのトライで29-17。29分にもペナルティゴールで32-17とリードを広げた。31分に具智元がベンチに下がると、この日一番の歓声が注がれた。

 ホンダは34分にもダメ押しのトライなどで39-17。終盤にトライを許し、ボーナスポイント獲得はならなかったが、連敗を3で止めた。

22日の第6節はキヤノンが東大阪市花園ラグビー場で宗像と、ホンダが鈴鹿でNTTコムと対戦する。(THE ANSWER編集部)