挑戦者マロニーは虎視眈々「究極の挑戦へ100%準備万端だ」

 ボクシングのWBAスーパー&IBF世界バンタム級王者・井上尚弥(大橋)に、31日(日本時間11月1日、米ラスベガス)に挑戦するWBO同級1位ジェイソン・マロニー(オーストラリア)。無敗のモンスターに対して、マロニーは「彼は時に無謀になる。そこで被弾する」と弱点の存在を主張している。権威ある米専門誌「ザ・リング」が報じている。

 迫るハロウィン決戦。聖地ラスベガスデビューとなる井上に注目が集まる中、大番狂わせを狙う挑戦者も燃えていた。

「夢が叶うんだ。このために人生努力し続けてきたチャンスなんだよ。僕のゴールと夢は世界でバンタム級最高の存在として認知されること。究極の挑戦で、僕は100%準備万端だ」

 同誌によると、マロニーは2本のベルトをかけたリングにたどり着くためにボクシング人生を捧げてきたと言い切り、拳を交える世界王者に敬意を払っている。

「イノウエは規格外のファイターだ。偉大なスピードとノックアウトできるパワーの持ち主だ。だが、どんなファイターにも弱点はある。攻略不可能なファイターなどいない」

下馬評を理解「かませ犬でいることを気に入っている」

 リスペクトする一方で、井上にも弱点があると強調。「イノウエは時々無謀になる。そこで被弾する。そういうチャンスにつけ込むために優秀でなければいけない。僕はそれができると信じている」と付け入るスキがあるとみている。

「僕はかませ犬でいることを気に入っている。みんなが間違っていると証明することも大好きなんだ。僕の自信と確信は17年間の努力と自己犠牲から成り立っている。この競技に人生を捧げてきた。この瞬間のために全てを、だ」

 下馬評で不利であることも理解しているマロニー。井上にとって決して侮れない相手だが、アンダードッグの立場から虎視淡々と大金星を狙っているようだ。(THE ANSWER編集部)