敗戦から3週間、マロニーが回想「言い訳の余地なく、より優秀な男だった」

 ボクシングのWBAスーパー&IBF世界バンタム級王者・井上尚弥(大橋)に敗れたジェイソン・マロニー(オーストラリア)。キャリア初のKO負けとなった「10・31」のラスベガス決戦を振り返り、「彼は別格」と改めて称賛している。英ボクシングメディア「iFL TV」公式YouTubeが報じている。

 井上相手に高速カウンターで2度ダウンを喫し、苦杯をなめたマロニー。3週間前のラスベガス決戦で拳を交えたモンスターについて、改めて振り返った。

「彼は別格だよ。試合に臨む前にも彼にかなりの優位性があったけれど、自分は最強の男と戦いたかった。彼はそれを証明した。言い訳の余地なく、あの夜、より優秀な男だった。後悔はないよ。また最強の男に挑戦したい。倒せると信じている。イノウエにはKOされたけれど、勝てるといまだに信じている。あの夜は負けたけれどね。彼はスピードと強烈さの面で別格なんだ」

 自らを倒したバンタム級最強王者を「別格」と潔く称えたマロニー。実際にリング上で肌で感じた井上の凄みについて、具体的に「スピード、爆発力」と振り返る一方、「彼はパウンド・フォー・パウンド(PFP)では世界1位か2位かもしれない。だからこそ、ボクシング界ですごく大きな未来が待っているし、疑いなく殿堂入り選手だろう」と賛辞を並べている。

「彼とリングで拳を交えた機会を手にできたことに感謝している。あの経験から自分ももっと優秀なファイターになれると思うよ」

 敗北にもスポーツマンシップと殊勝さを失うことのなかったマロニー。モンスターとの対戦を糧に更なる成長を目指すことになる。(THE ANSWER編集部)