ロマゴンがシーサケットに連敗した17年に母国紙注目

 ボクシングのWBA世界スーパーフライ級スーパー王者ローマン・ゴンサレス(ニカラグア・帝拳)とWBC同級王者ファン・フランシスコ・エストラーダ(メキシコ)の王座統一戦が、来年3月13日に米カリフォルニア州カーソンで開催される。ロマゴンの母国紙は過去の2敗に注目。「ナオヤ・イノウエとのミリオンダラーファイトの前ぶれになるはずだった」と振り返っている。

「ローマン・ゴンサレスがソー・ルンビサイに残酷なKO負けを喫した同じ場所で、エル・ガロと戦う」と報じたのは、ニカラグア地元紙「ラ・プレンサ」だった。記事では、かつてパウンド・フォー・パウンド(PFP)の頂点に君臨したロマゴンの悪夢の地に注目している。

「プロ52戦でローマン・ゴンサレスには絶対忘れられない場所が唯一存在する。カーソンのスタブハブ・センターだ」

 同紙は因縁の場所に注目。WBC世界スーパーフライ級王者時代のゴンサレスは、2017年3月にニューヨークでシーサケット・ソー・ルンビサイ(タイ)に判定負け。同9月のダイレクトリマッチでも4回KO負けを喫した。

スタブハブ・センターは因縁の場所?、「神聖化されるはずが…」

 記事では「ニューヨークで疑惑の判定負けを喫した後、チョコラティート(ロマゴンの愛称)が神聖化されるはずの場所だった」と指摘。さらに「ナオヤ・イノウエとのミリオンダラーファイトの前ぶれとなり、WBCの115ポンド(スーパーフライ級)の世界タイトルを取り戻すチャンスだった」と説明している。

 17年9月9日、スタブハブ・センターで行われたソー・ルンビサイとの再戦で勝利すれば、ロマゴンと当時WBO同級王者だった井上尚弥(大橋)とのビッグマッチが実現したはずだったと振り返っている。

 だが、タイの実力者によもやの連敗でモンスター戦は実現せず。ゴンサレスはスーパーフライ級でタイトル奪還に成功したが、井上はバンタム級に転向。拳を交える機会は遠ざかってしまったことに対し、ロマゴンの母国メディアが未だに惜しんでいるようだ。(THE ANSWER編集部)