リング誌がマロニーのインタビュー掲載「イノウエは卓越したファイターだ」

 ボクシングのWBAスーパー&IBF世界バンタム級王者・井上尚弥(大橋)に敗れたジェイソン・マロニー(オーストラリア)。昨年10月31日のラスベガス決戦から2か月以上が経過したが、今も井上から受けた衝撃は残っているようだ。米専門誌「ザ・リング」のインタビューで振り返っている。

 7ラウンドに右ストレートを浴びてキャンバスに沈んだ。ベルト獲得への夢はついえたが、モンスターを相手に勇敢に戦い抜いたマロニーは負けてなお評価を高めた。それでも、本人の中で悔しい気持ちは残り続けているようだ。

 リング誌は「マロニー兄弟が最近の挫折からの立ち直りと世界タイトルの獲得を誓う」と題してインタビュー記事を掲載しているが、その中でマロニーは「俺はまだ試合の結果にガッカリしている。イノウエは卓越したファイターだ。PFPでは世界トップ3に入る。なので、彼と戦うということは大きな仕事だった。でも正直なところ、自分は彼を倒せると思っていたんだ」と振り返っている。

 カウンターを被弾した7回のKOシーンについては「彼の完璧な右に捕まった。起き上がろうとベストを尽くしたが、カウントには勝てなかった」と言い、続けて「後悔はない。数少ない人にしかできない挑戦を自分ができたことに誇りを持っている。だけど全力を出せなかったことに未だにガッカリしているんだ」と悔しさも滲ませている。

2021年の目標は世界王者「誰とでも戦う」

 世界的にも高い評価を受ける井上戦で得た収穫もあった。

「あの戦いから多くのことを学んだと確信している。改善し、もっと強くなってリングに戻ることを楽しみにしている」と前を向き、「2021年の目標は世界王者になることだ。そのために必要なことはなんでもやるし、誰とでも戦う」と再度のチャンプへの挑戦に思いをはせている。

 今月30歳を迎えたマロニー。強豪ひしめくバンタム級で世界再挑戦の機会をうかがう。(THE ANSWER編集部)