1点差の9回、ストライク判定を巡り米記者が「これはまずい判定」と指摘

 米大リーグで主審のストライク判定が物議を醸している。4日(日本時間5日)のブレーブス―フィリーズ戦の9回、ブレーブスのロナルド・アクーニャJr.が低めのボールを自信をもって見逃したのだが、判定はストライク。見逃し三振となった。米記者は実際の映像を公開し「これはまずい判定」と指摘。米メディアでも「ロボットアンパイアはすぐに登場する必要がある」と問題視している。

 問題の場面は9回無死。1点を追うブレーブスの攻撃だ。先頭打者のアクーニャJr.はフルカウントからの低めの95マイル(約153キロ)を見送った。四球で一塁へ歩こうとしたその瞬間、審判はストライクをコール。アクーニャJr.は信じられないとばかりの仕草で審判に向かって何事かつぶやいている。

 米スポーツ専門局「CBSスポーツ」のダニー・ヴィエッティ記者が自身のツイッターで実際の映像を公開。「これはまずい判定。9回先頭のロベルト・アクーニャJr.が三振に」と疑問を呈している。

 さらにポットキャスト番組「フロム・ザ・ダイヤモンド」のホスト、グラント・マコーリー氏も自身のツイッターで「3ストライク目の判定は酷い。極悪で救いがたい」とバッサリと切り捨てているが、これだけでは終わらない。米紙「USAトゥデー」のスポーツ専門サイト「フォー・ザ・ウィン」でも「ロナルド・アクーニャJr.への酷い三振判定がロボットアンパイアへのさらなる強力な主張をつくった」との見出しで、“誤審”にフォーカスしている。

「ロボットアンパイアはすぐにでも登場する必要がある」

 記事では「日曜日のブレーブスとフィリーズの一戦で我々が見たように、ロボットアンパイアはすぐにでもMLBに登場する必要がある」とロボット審判の必要性を指摘。さらに問題のシーンについては「ブレーブスのロナルド・アクーニャJr.は9回に、明らかなボールで四球となるべき場面で三振をとられた」と続けている。

 映像を見ると確かにストライクゾーンを外れているように見える1球。1点差の9回という大事な局面での微妙な判定でもあり、「上手いフレーミングでさえなかった低めの投球は、ビッグリーグのアンパイアの判定で見るだろうものと同じくらい酷いものだった。これが1-2で負けたブレーブスのイニングを変えた」とストライク判定を問題視している。

 このあと2死一、二塁とチャンスを作ったブレーブスだったが、粘り及ばず敗戦。なんとも後味の悪い結果になってしまった。(THE ANSWER編集部)