富士フイルム・スタジオアリス女子オープン第1日

 女子ゴルフの国内ツアー、富士フイルム・スタジオアリス女子オープンは9日、兵庫・花屋敷GCよかわC(6390ヤード、パー72)で開幕。テレビ中継スタッフ1人が新型コロナウイルスのPCR検査で陽性反応が出たことが明らかになり、当初より6時間30分遅れで、午後2時にスタート。出場選手全員がホールアウトできず、日没サスペンデッドとなった。長い1日を選手はどう感じただろうか。

 異例の午後2時スタートとなった初日。午後6時過ぎにサスペンデッドを告げるホーンが鳴り、トップスタートの組でも消化できたのは13ホールにとどまった。10日は午前7時30分から第1ラウンド(R)の残りを消化後、組み換えなしで第2Rが行われるが、2日続けてサスペンデッドとなる可能性が高い。

 8番までを終えてイーブンパーだった稲見萌寧。2週連続Vがかかる21歳は寒さに体を震わせながら「結構みんな今日は(プレーする機会が)ないんじゃないかと思っていたと思うのですが、その分ちょっと気持ちが入らないまま会場に来てしまいました。過酷でしたね」と振り返り、さらに「まさかやるとは思わなかったです」と苦笑いで率直な感想を口にした。

 一方前週はその稲見とV争いを演じ2位入った山下美夢有は、6ホールで2つスコアを伸ばし暫定2位。スタートまでの時間は「ゆっくり休んでから、アップをしていました。このような状況になってしまいましたが、コロナに感染する方が増えていますので、しっかり意識して、感染しないようにします。明日も笑顔でがんばります」とコメントしている。

 7ホールを終えてイーブンパーの古江彩佳はサスペンデッドについて「何とも思っていません」と言い、同組だった小祝さくらも「明日は残りが結構多くて、朝も早いですけど、頑張っていきたいです」と前を向いている。

 2日目も長丁場となることが確実。過酷な3日間大会でどんなドラマが演じられるだろうか。(THE ANSWER編集部)