アンカハスが地元メディアに井上への思い語る

 ボクシングのIBF世界スーパーフライ級王者ジェルウィン・アンカハス(フィリピン)は、WBAスーパー&IBF世界バンタム級王者・井上尚弥(大橋)について「我々はボクシング界を突き動かすイノウエのような存在に感謝すべき」などと語ったようだ。フィリピン地元メディア「インクワイラー」が報じている。

 記事では、スーパーフライ級の状況について語るアンカハスのコメントを紹介。「もしも、チョコラティートやエストラーダのような存在がなければ、我々の階級は知られていない」と、チョコラティートの異名で知られ、かつてパウンド・フォー・パウンド(PFP)1位と評価されたローマン・ゴンサレス、WBC&WBA世界同級王者フアン・フランシスコ・エストラーダという名手の存在に触れている。

 アンカハスは「世間の注目という意味では、人々はチョコラティートとエストラーダ戦をかなりの話題にしていた。最高の試合をしたから、みんなが話題にしたんだよ」とも話したという。3月13日(日本時間14日)のWBC&WBAスーパー世界スーパーフライ級王座統一戦、エストラーダがゴンサレスを打撃戦の末に判定で下した試合に注目していた。

 記事では「スーパーフライ級は、エストラーダ、アンカハス、カズト・イオカというチャンピオンで充実し、シーサケット・ソールンビサイとローマン・ゴンサレスというビッグネームが常に黄金を狙っている」とし、WBO同級王者の井岡一翔らタレント豊富な階級であると分析している。

 一方、アンカハスは井上についても言及。「我々はボクシング界を突き動かす彼(井上)のような存在に本当に感謝しなければいけない。彼らがいなければ、誰も我々を話題にしないんだ」。権威ある米誌「ザ・リング」のPFP2位で「惑星一のパンチャー」と称されるスーパースターの存在があってこそ、対戦相手候補にも注目が集まるとアンカハスは主張。同胞のWBOバンタム級王者ジョンリエル・カシメロが失礼な挑発を続けるが、バンタム級のファイターは井上に感謝すべきと持論を展開している。(THE ANSWER編集部)