母国メディアがインタビュー掲載「五輪プログラムを明らかに」

 フィギュアスケートのエリザベータ・トゥクタミシェワ(ロシア)は充実の2020-21シーズンを送った。6シーズンぶりに出場した世界選手権では銀メダルに輝くなど、若い才能が台頭するフィギュア界の中では、異色の存在として注目を集めた。母国メディアでは24歳にして復活を遂げたトゥクタミシェワのインタビューを掲載。北京五輪シーズンとなる来季へ向けての展望を語っている。

 トゥクタミシェワをインタビューしたのは、ロシアのスポーツ紙「スポルトエクスプレス」だった。「ロシアのスケーター、エリザベータ・トゥクタミシェワが2020-21シーズンの結果を総括」と題した記事の冒頭では、「世界女王は4回転ルッツの練習について語り、五輪プログラムを少し明らかにした」と続けている。

 4回転ルッツに取り組む映像が母国メディアによって公開されていたが、大技に臨むことについてはこう話している。

「私は単純に、もし4回転ルッツを跳んだらそれはどれほど素晴らしいことか、と思っています。もし私がこのジャンプを取得し自分の恐怖に打ち勝ったら、それは自分に対する勝利になります。私は試そうと決断しました。ハーネスを付けてだと、それほど難しくも怖くもなかったです。自分に打ち勝ち4回転ルッツをすでにハーネスなしで跳ぶように試みています。そこそこ跳べていますよ」

 ハーネスを付けずに4回転ルッツに挑戦していることを明かしている。一方で実際にプログラムの中に組み込むかについては「今のところ自分にとって、これは純粋に私の目標です。プログラムに入れるかは話していませんね。(4回転ルッツは)人生における明確なチャレンジです」と話している。

力を注ぐのはフリー「イメージしているものがあります」

 さらにインタビュアーから2021-22シーズンの新プログラムについて聞かれると、こう返している。

「フリーに関しては私の中でイメージしているものがあります。単純にとてもそれを気に入っています。音楽を聞いたらすぐに、すべてが分かりますよ」

 またショートプログラム(SP)については「私はすでにとてもフリープログラムの選択が気に入っているので、SPは、コーチのミーシン先生がベターに選んでくれると思っています。彼が選択肢を提案してきた時に、私は考え始めるでしょう。なぜなら今のところ私はフリーに力を注ぎたいからです。SPに関しては具体的な考えは私にはありません」と続けている。

 12月には25歳となるトゥクタミシェワ。まだまだ闘志の炎を燃やし続けている。(THE ANSWER編集部)