卓球Tリーグ女子が開幕

 卓球のTリーグ女子は10日、東京・大田区総合体育館で4季目が開幕した。リーグ新規参戦の九州アスティーダは、4連覇を目指す日本生命レッドエルフに1勝3敗で開幕黒星。それでも、第4試合シングルスで橋本帆乃香が一矢報いて、Tリーグ初勝利を挙げた。

 第1試合のダブルスは、19年世界選手権銅メダルペアの佐藤瞳、橋本帆乃香が日本生命の森さくら、長崎美柚ペアに敗戦。第2、3試合も落とし、開幕黒星が決まった。しかし、チームの勝敗に関わらず第4試合まで行われるTリーグ。最後は橋本が再び長崎と激突し、11-10、11-7、11-6のストレートで下した。

 意地を見せた23歳だったが、試合後は震えるほど緊張したことを明かした。

「Tリーグに出させていただくのも初めて。とても緊張して手が震えて、サーブも思うようにコントロールできない状態。ダブルスで負けたけど、最初に試合ができたことで第4試合でいい試合ができて勝ちに繋がった。(Tリーグは)照明がいつもと違う雰囲気。暗い感じでライトアップされていた。試合が久々で緊張した。団体戦もかなり久しぶり。近くにお客さんもいる状況にも慣れていなかった」

 様々な戦型の集まる個性豊かなチーム。コロナ禍により全員が集まることができたのは一度もなく、コミュニケーションを深められずに開幕を迎えた。川面創監督は少しずつチーム力をアップしていく構え。「日本生命さんの勢いに押され、みんなTリーグの環境に緊張気味だった。最後に橋本選手が1点獲ってくれたのが大きい。あと19試合あるので、もう一度選手たちとしっかり準備していきたい」と先を見据えた。

 次戦は20日に日本ペイントマレッツと合志市総合体育館で対戦する。橋本も「たくさんの人に見てほしい。九州の皆さんに元気を与えられるように1勝でもできればと思います」と活躍を誓った。(THE ANSWER編集部・浜田 洋平 / Yohei Hamada)