卓球Tリーグ男子

 卓球のTリーグ男子は11日、東京・大田区総合体育館で行われ、昨年3位の岡山リベッツが同4位のT.T彩たまを3-2で下し、開幕初戦を制した。11月の世界選手権代表・森薗政崇が単複2勝と活躍。エースが勝利に貢献した。

 第1試合ダブルスでは、岡山の森薗、町飛鳥ペアが上田仁、曽根翔ペアに2-1で勝利。第2試合シングルスは、龍崎東寅が東京五輪男子団体銅メダルの丹羽孝希に1-3で敗れたが、第3試合シングルスでエースが実力を発揮した。

 森薗は英田理志を前後左右に揺さぶり、第1ゲーム(G)を11-8。第2Gもリターンで粘る相手に強烈なスマッシュを叩き込み、雄叫びを上げた。11-7で王手をかけると、第3Gも11-7でストレート勝ち。第4試合シングルスでは吉村和弘が松平健太に敗れたが、最終の第5試合シングルスにも出場した吉村が上田を下し、3勝2敗で開幕初戦を制した。

 森薗は「まず開幕戦に勝利できて本当にホッとしています」と感想を明かした。自身は2日まで行われた11月の世界選手権代表選考会でシングルスの代表権を獲得。昨年大会は代表切符を手にしていたが、コロナ禍で中止となった。吉村とともにチームを離脱するだけに「主軸を失うので、万全な状態で今日を迎えたいと思っていた。獲るべき試合をしっかりと獲って勝てて良かったと思います」と喜び、こう続けた。

オフは自身のプレーを研究「形を確立した」

「選考会を終えてすぐなので(コンディションの)ピークは過ぎている。調子はよくないけど、試合勘は凄くある。自分に期待がかかっていると思うし、実際にそう言われるけど、そこまで自分が勝たなきゃとは思っていない。他にも勝ってくれる選手がいる」

 昨季終了後はウェートトレーニングなどの肉体強化よりも、自分のプレーを映像で研究することに比重を置いた。勝因、敗因ともに徹底分析。「1点を獲るのに完璧な獲り方じゃないと納得がいかなかったけど、『もっと楽をしていこうぜ』という感じです。『こういう時はこうしたらいいね』という形を確立した」と手応えを得ている。

 チームの軸として活躍が期待される26歳。白神宏佑監督は「賑やかなチーム。それぞれの発言でも『気合を入れていきましょう!』という雰囲気。新しいリベッツになった」と信頼を寄せた。次戦は18日に木下マイスター東京と大分・杵築市文化体育館で対戦。森薗は「本当にどのチームも力が拮抗している。全試合熱くなると思います」と活躍を誓った。(THE ANSWER編集部・浜田 洋平 / Yohei Hamada)