テクノロジー導入に積極的なナーゲルスマン監督が独自のアイデアを披露

 海外サッカーのドイツ1部ブンデスリーガ、名門バイエルン・ミュンヘンの監督が、NFLを参考にしたテクノロジー導入を求める持論を明かし、話題を呼んでいる。英紙「デイリー・スター」が報じている。

「ユリアン・ナーゲルスマンが主将は監督と話すためにNFLのテクノロジーを使うべきだと提案」。こう報じた記事によると、バイエルンのナーゲルスマン監督について「(サッカーを)前進させる更なるテクノロジーの変化を求めている」と紹介した。

「ブンデスリーガは伝統とサッカーの核となる価値に執着することで知られているが、若いバイエルンのボスは、アメリカンフットボールはテクノロジーの面でより進んでおり、NFLをインスピレーションとして使うべきだと考えている」

 NFLではヘッドコーチが司令塔のクォーターバック(QB)と無線機器で直接コミュニケーションを取り、戦術の指示を出している。記事では「ナーゲルスマンは似たようなものがサッカーにも必要だと主張。主将が監督とコミュニケーションをとれるような形を提案しているようだ」と報じた。

 ナーゲルスマン監督は「アメリカンフットボールはテクノロジーの面でサッカーのはるか上を行っている。QBにはコーチの指示を聞くためのイヤホンがある。我々にも絶対に必要だ。サッカーは伝統の陰に隠れるのをやめ、革命を起こさなければいけない」と語ったという。

ファンは否定派圧倒「全力で反対。伝統的にやることに大きな情熱がある」

 記事では「90分間速く流れるサッカーの試合でどのように機能するのか分からないが、興味深いものにはなるだろう」と分析。しかし、サッカーファンの反応は冷ややかなようだ。

 米メディア「ブリーチャー・リポート」サッカー専門ツイッターは「ナーゲルスマンはNFLをお手本にすることを望んでいる」とし、ナーゲルスマン監督の主張を紹介しているが、コメント欄は否定派が圧倒した。

「両方のスポーツ好きだけどこれはうまくいかないよ」「全力で反対。伝統的にやることに大きな情熱がある」「ナンセンスだ」「両方好きだけど、これは馬鹿げてる」「NFLはプレーごとに時間があるスポーツ。サッカーは連続的なスポーツ。コーチと話す時間はない」「やめてくれ!」

 一部には「伝統を壊されたくないのは分かるけど、少なくともマイクを付けてみると面白いかもね」との声もあったが、これまでもさまざまなテクノロジー導入に積極的だった34歳の革新派監督のアイデアは、現状ファンに受け入れられていないようだ。(THE ANSWER編集部)