僅かに及ばずアウトも…状況打破を試みる

 米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は19日(日本時間20日)、本拠地アスレチックス戦に「2番・投手」で先発出場。8回5安打2失点の好投も10勝目はならなかった。打撃では2打数無安打2四球。6回の打席では、無得点の状況を打開しようとセーフティバントを試みた。アウトにはなったものの、本塁打王争いの最中で姿に米記者も注目。「走塁速度は毎秒30.2フィート(約9.2メートル)だった」と伝えている。

 本塁打より、出塁することを選んだ。6回先頭で打席に立った大谷。初球でいきなりセーフティーバントを試みた。シフトを敷いて空いていた三塁側へ転がそうとしたが、投手モンタスの前に転がってしまった。それでも全力疾走。わずかに及ばなかったが、快足を見せた。

 今季44本塁打の大谷は、キング争いで現在3位。46本で1位のゲレーロJr.(ブルージェイズ)との差を詰めるには打ってもよかった場面だが、チームがここまで1安打と苦しめられていたモンタスからなんとか出塁しようとした。全米野球記者協会のメンバーであるJ.P.ホーンストラ記者は「ア・リーグ本塁打ランク3位(皆さんの心の中では1位)のショウヘイ・オオタニがバント安打を試みる。成功はしなかった」と自身のツイッターで伝えた。

 また米ロサンゼルス地元放送局「バリー・スポーツ・ウェスト」のパトリック・オニール記者は「ショウヘイ・オオタニが7回まで90球をなげ9奪三振。アスレチックスが2-0でリード。打者としては2四球、そしてあともう少しでセーフのバント安打を放った。走塁速度は毎秒30.2フィートだった」と投球とともにバントについても触れた。

 大谷はこの日は無安打。投球では8回108球で10奪三振の力投を見せたが、チームは延長戦の末に2-3で敗戦。1918年にレッドソックス時代のベーブ・ルースが達成して以来103年ぶりの年間「2ケタ勝利&2ケタ本塁打」はお預けとなった。(THE ANSWER編集部)