世界選手権を最後に現役引退を表明

 体操日本代表の村上茉愛(日体ク)が24日、世界選手権(福岡・北九州市立総合体育館)の種目別決勝・床運動で金メダル、平均台で銅メダルをそれぞれ獲得。競技後には引退を表明した。東京五輪は床運動で銅メダルを獲得した女子エースの25歳。海外メディアも最後の演技と涙の映像を公開しながら注目し「なんと特別な瞬間!」「お母さんには最高のギフト」などと労いが寄せられている。

 村上は床運動でH難度の大技「シリバス」などを決める堂々の演技。フィニッシュのポーズを決めた直後、笑顔から一瞬、感極まった表情になった。一礼し、左手で口元を押さえながらも観客の拍手に応えていた。金メダルを首にかけた表彰台では涙。その後は観客席で見守った母に花束を渡し、感謝を伝えていた。

 閉会式後のスピーチで、現役引退を表明した村上。涙した実際の映像を米体操専門誌「インサイド・ジムナスティック」公式ツイッターが公開。文面では「なんと特別な瞬間! ムラカミ・マイが母国の観衆の前で金メダルを獲得した。これが彼女にとっての最後の競技であり、この瞬間を母親と共有した」と称賛した。

 また、体操女子の元五輪銀メダリストで現在は「ESPN」で解説者を務めるキャシー・ジョンソン氏もツイッターで「本当に美しい瞬間。そして一生の思い出ですね。ムラカミ・マイ、おめでとう。たくさんの愛と称賛を込めます。特にお母さんにとっては最高のギフトとなりましたよね」などとつづっていた。(THE ANSWER編集部)