大谷翔平を巡って米スポーツ番組で口論に

 米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手がリーグ最優秀選手(MVP)を初受賞し、米識者が米国のスポーツ番組で大絶賛している。しかし、「MLB史上シーズン最高成績」に関して反対意見も。これに対し、絶賛していた識者は「ボンズは何イニング投げたんだ?」と口論となっている。

 大谷のことを褒めちぎったのは、米専門局「FOXスポーツ」のスポーツ情報番組「ファースト・シング・ファースト」で共同ホストを務めるクリス・ブルサード氏。番組内では「ショウヘイ、おめでとう。ア・リーグのMVPを受賞だ」と語った後、こう続けている。

「でも、僕は君にこれを与えたい。『MLB史上シーズン最高成績』だ。偉大なベーブ・ルースも含め、ショウヘイが今季やったことは誰も成し得なかったことだ。ベーブ・ルースは最初の約5年間、投手として活躍したが、29本塁打が最高だった。ショウヘイは46本を放ったんだ。130イニング以上を投げながらね。

 防御率は3.18。これはゲリット・コールより良い数字なんだ。コールはヤンキースのエースとして活躍し、サイヤング賞レースでは2位に入った。ショウヘイが今季どれだけ良かったかわかるだろう」

止まらないブルサード氏の熱弁、しかし反対意見も…

 神様ルースやヤンキースのエースを引き合いに絶賛。同氏の熱弁は止まらない。次世代への影響力も指摘した。

「46本塁打も放った。これはリーグ3位の数字だ。レジェンドのハンク・アーロンでさえ46本以上打ったのは1回(1971年の47本)だけだった。ショウヘイはそれをマウンドに上がりながら達成している。ファンタスティックな1年だ。過去最高なんだ。加えて僕が思っているのは、若い世代が高校や大学で二刀流を始めるんじゃないかってことだ。プロスペクトが『両方やりたい』って言うかもしれない」

 大谷愛を熱く語った。しかし、話を聞いていた共同ホスト、ニック・ライト氏が「ちょっと小さな反対意見をいいかな?」と待ったをかけた。「『MLB史上シーズン最高成績』は73本塁打を打った時(2001年)のバリー・ボンズだ。以上、私の反対意見だ」と主張。すると、ブルサード氏は「彼は投げた?」と語気を強めた。ライト氏の説明を遮るように「何イニング投げたんだ?」「マウンドで何勝を挙げた?」とまくし立てている。

 ルースだけではなく、ボンズとも比較された大谷。単純比較が難しい二刀流だけに意見が分かれるのも仕方ないかもしれないが、それだけ熱く話題にされることが凄さを物語っている。(THE ANSWER編集部)