外角球への判定に天を仰ぐ大谷…ESPNペレス氏指摘の狙い

 米大リーグの大谷翔平投手は、3月31日(日本時間4月1日)に本拠地ドジャースタジアムで行われたカージナルス戦に出場し4打数1安打。6回の第3打席で打球速度115.8マイル(約186.36キロ)という超速の二塁打を放つ一方で、第2打席までは外角球に2打席連続三振。開幕から6試合、29打席ノーアーチが続く姿に放送席からは「第1号本塁打を打ちたいという気持ちがあったようです」という声も上がっている。

 大谷はこの試合、第1打席でカージナルス先発の左腕マッツと対し、カウント2-2から外角へのシンカーを見逃し三振に倒れた。3回の第2打席でも2-2から、外角低めへのチェンジアップを空振り三振に終わった。

 両打席では、外角球へのストライク判定に天を仰いだり、やや不服そうな様子を見せることも。試合を全米中継した「ESPN」で解説を務めた元阪神のエドゥアルド・ペレス氏は、第2打席で三振を喫した際に「今の球は、調子がいい時のオオタニなら左中間に強打する球ですが、彼は真ん中から内角を待っていました。第1号ホームランを打ちたいという気持ちがあったようです。ライナーを打つようなスイングの軌道をもっと意識する必要があるでしょう」と口にした。引っ張り狙いがうまくいかなかったと見ているようだ。

 言葉を裏付けるように6回の第3打席では、内角へのチェンジアップを豪快に引っ張り、右翼へライナーで運んだ。この打球が115.8マイル(約186.36キロ)という超速ぶり、ワンバウンドでスタンドに飛び込むエンタイトル二塁打に。打球速度は2015年にスタットキャストによる計測が開始されて以来、安打となったものでは球団最速というおまけまでついた。

 大谷は3月20日に韓国で行われた開幕戦から、ここまで6試合29打席に立って7安打、長打は2本の二塁打が全てで打率.269、OPS.656にとどまっている。待望のアーチはいつ見られるだろうか。

(THE ANSWER編集部)