レブロンに続き昨季ファイナルMVPのレナードとマッチアップ

 米プロバスケットボール(NBA)のウィザーズの八村塁が1日(日本時間2日)の敵地クリッパーズ戦に開幕18試合連続でスタメン出場。カワイ・レナードやポール・ジョージ擁する優勝候補相手に自己最多を更新する30得点、9リバウンド、3アシスト、1スティールをマーク。チームは125-150で敗れ、西カンファレンスのロード4連戦を1勝3敗で終えた。

 八村のキャリアハイの活躍に相手の中心選手も賛辞を送った。ドラフト時にも多くのアナリストたちが比較対象に挙げていたカワイ・レナードとのマッチアップとなった今日の試合。八村は30得点9リバウンド4アシストの堂々とした数字を残した。2日前に対戦したレブロン・ジェームズとアンソニー・デイビスに続き、またもやシーズンMVP候補と対峙した八村だったが、オフェンス面だけでなくディフェンス面でも躍動。レナードのポンプフェイクに引っかからずに対応し、終わってみれば自身最長となる38分の出場時間を得た。

 試合後の会見で、八村との対戦について聞かれたクリッパーズのポール・ジョージは「彼は非常に優れたルーキー」と語り、今年ドラフト上位で指名されたルーキーたちを引き合いに出しながら、八村の能力の高さを手放しで称賛した。

「ルーキーはたくさんいるけれど、その中でも際立っている。長い目で見て、このルーキークラスの中でいい選手の一人、もしかしたら最高の選手の一人かもしれない。ジャ(・モラント)、ザイオン(・ウィリアムソン)RJ・バレットなんかがいるけれど、タレントレベルでは彼らと同じレベル」

 6度のオールスター出場、2度のオールディフェンシブ・ファーストチーム選出などの経歴を持つNBA屈指のスターがこう述べたのに続き、「フィルムとかでよく見ている選手」と八村自身が語っていた、昨季ファイナルMVPのレナードも称賛。試合後の会見で八村とのマッチアップについて問われ「彼は良い選手だ。今日の彼のプレーは良かったと思うし、彼の持っているスキルも好きだ」と答え、八村の活躍を称えた。

 八村自身は試合後の会見で、この日の記録について聞かれ「チームが負けてしまったので何とも言えない」と、チームの結果が第一であることを強調していたが、シーズンMVP候補の2選手が話した通り、そのプレーが特筆すべきものだったことに変わりはない。ロード4連戦を1勝3敗で終えたチームの中で、八村は今後も明るい話題を提供し続けてくれるはずだ。(THE ANSWER編集部・土屋 一平 / Ippei Tsuchiya)