運用益が非課税になる投資制度「NISA」。投資方法や対象商品の幅が広く年間投資上限額が大きい「一般NISA(2024年以降は新NISA )」か、非課税期間と投資可能期間が長い「つみたてNISA」のいずれかを選択できます。また、未成年者を対象とした「ジュニアNISA」もあります。これらの制度を実際に利用している人は、どれくらいいるのでしょうか。

幅広い年齢層の人がNISAの制度を活用

金融庁が発表した「NISA口座の利用状況調査」によると、2021年9月時点で一般NISA・つみたてNISA・ジュニアNISAの口座数は、一般NISAが1,240万4,944口座、つみたてNISAが472万7,455口座、ジュニアNISAが64万3,250口座。年代別比率を見ると、20代が8.1%、30代が15.2%、40代が17.7%、50代が17.3%、60代が17.2%、70代が16.3%、80代以上が8.2%と、30〜70代が多く利用しています。2021年6月時点の調査結果と比較して、各年代とも比率は増加しており、NISAへの関心が高まっていることがうかがえます。

一般NISAは50代以降、つみたてNISAは30・40代を中心に利用

一般NISAとつみたてNISA、それぞれの口座数を年代別に見ると、一般NISAの年代別比率は、20代が3.6%、30代が10.1%、40代が15.1%、50代が17.7%、60代が21.0%、70代が21.4%、80代以上が11.2%と、高い年齢層の利用が多いことが分かります。
一方、つみたてNISAの年代別比率は、20代が20.1%、30代が28.4%、40代が24.6%、50代が16.5%、60代が7.4%、70代が2.7%、80代以上が0.4%と、30〜40代の比較的若い年齢層が多く利用しています。一般NISAの非課税運用期間が5年なのに対し、つみたてNISAは最長20年と長いこと、年間投資上限額が一般NISAは120万円なのに対し、つみたてNISAは40万円であることが影響していると考えられます。

NISAをはじめとする資産運用は、早く始めるほど成果も大きくなります。先行きが不透明な時代ですが、そんな時こそ、これから起こるさまざまなライフイベントを見据えた資産運用について考えてみてはいかがでしょうか。